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会議前半は「否定しない」 盛り上がる具体的なセリフ

2018年9月10日

会議でどんどん発言する場をつくる方法 4つのコツを解説

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「会議」が変われば、「仕事」が変わる。「仕事」が変われば、「会社」が変わる。「会社」が変われば、「人生」が変わる。そんな、極めつきの「ムダゼロ会議」術をお届けする。今回は、どんどん発言する場をつくる方法について。すぐ実践できる、具体的なセリフも紹介しよう。

まずはボルテージ(熱)を上げよ!

 いよいよ、会議が始まる。会議は「前半」と「後半」に分ける。

 「前半」はふろしきを広げるべく、拡散していきたい。つまり、どんどん発言する「場」にしていく。

 そのために必要なことは、テクニック以前に「雰囲気」だ。どんどん発言してもいい、発言したいという「ムード」「空気」とも言い換えられる。

 「ムード」を上げていきたいが、ここで大きな問題がある。

 会議の場には普通、「熱」がない。「熱」なしには、たくさん発言したくなる雰囲気はつくれない。

 「熱さと嬉しさ」がある結婚式場なら、気分も高揚して冗舌(じょうぜつ)になるが、「冷たさと悲しさ」に包まれた葬儀場では、無口にならざるを得ない。そういう「ムード」だからだ。

 多くの会議の場にも熱い「ムード」がない。コンサート会場のように最初から白熱した雰囲気で始まることは、ほぼない。熱がなく、白けた硬い雰囲気から出発する。

 特に月曜朝イチの会議などは、よほど朝型で意識の高い人たちでもない限り、最悪の「ムード」だ。誰もが目をこすり、あくびしている。夕方の会議であれば、一日の疲労がたまり、めんどくさいオーラを発している人もいるだろう。

 そんな時に議長がすべきことがある。

 ボルテージ(熱)を上げることだ。

 まずは、自分自身に。そして、それが参加者に波及するように。

 筆者は年間数百回、こんな場面の火付け役を担っている。

 研修講座の最初、特に朝はいつも硬い雰囲気からスタートする。参加者はいくつかのグループに分かれてもらうが、公開研修の場合、見ず知らずのビジネスパーソンと隣り合うことも多い。その雰囲気ったらもう、毎回毎回、氷のようにガチガチだ。

 これを解きほぐし、短時間で一人ひとりが当事者意識を持ち、ボルテージ(熱)を上げるための工夫が、私に求められる。色々な経験を経て、氷のような空気をあっという間に溶解し、ボルテージを上げる4つのコツを編み出した。今回はそれを紹介しよう。

 その4つのコツとは、次の通りだ。

1.「アイスブレイク」

2.「Never Say No!」

3.「一斉発言」

4.「見える化」

 まず、「アイスブレイク」から紹介しよう。

 「アイスブレイク」で硬い空気を砕く、氷を打ち砕くという意味の「アイスブレイク」。

 筆者は、数十種類のアイスブレイクの手法を持っているが、最もカンタンなのは、最初の発言の順番をおもしろおかしく決めてあげることだ。

 例えば、4人テーブルで自己紹介をする場合。その時、私が「ある条件で順番を決める」というシンプルな技だ。

【アイスブレイク例(1)】

(講師)「えー、ではグループ内で自己紹介してください。順番は、私が決めますね。では、グループメンバーの顔をよぉーく見てください」

 ……(5秒)。

 しばしの間を置いた後、こうお願いする。

「一番、『眉毛の太い方』から順に、時計回りにお願いします!」

 すると、必ず「どっ」と笑いが起き、硬い雰囲気が一瞬で柔らかくなる。同様の方法を少し紹介しよう。

【アイスブレイク例(2):出生地順】

(講師)「では、出生地が最も北の人から順に自己紹介してください」

 参加者が、「私、北海道だから最初か」「オレは沖縄だから最後だな」とか、出生地を開示するきっかけになる。

【アイスブレイク例(3):プライベート開示】

(講師)「自己紹介の際、仕事の話は一切なしで、最近プライベートで嬉しかったことを1つ教えてください」

 大抵、「ゴルフが趣味」「子供の年齢が近い」などで話題が広がりやすい。

 これらは初対面向けのアイスブレイクだが、同じ会社であれば、社内のあるあるネタのクイズから始めてもいい。

 空気を和らげた後は、主体的に会議に参加をしてもらう工夫だ。なんとしても、「発言しない」「眠ってしまう」という事態を回避して会議に参加してもらいたい。

 そこで役立つのは役割分担だ。

 リーダーのほか、タイムキーパーや書記、議事録役などの「役割」を振っておく。応用テクニックとして、たくさん発言する役、正反対の意見を言う役などを割り振る場合もある。

 役割を振ると、早速、効果が出始める。彼らが会議で眠らずに動き出すのだ。そして雰囲気が「熱」を帯びてくる。

――タイムキーパーが10分ごとに経過時間を知らせる
――書記がホワイトボードに経過を書き込む

 このように、参加する誰もが少しずつアクティブになっていく。会議という「舞台」の「演者」を増やしていくことが、ボルテージを上げる秘訣だ。

 会議は、同じ時間、同じ空間の中で、参加者がほかの参加者を見ている場だ。だから役割を与えるだけで、割り振られた担当者は、着実に仕事をこなしてくれる。

 議長が孤独にならず、あらかじめ数人の味方を巻き込んでおくと、どんどんラクにボルテージを上げられる。

 こうした「前さばき」にはさほど労力が要らない。が、効果は絶大だ。

 空気が暖まったところで、発言量を増やす2つ目のコツに入っていこう。

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