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30代から要注意の子宮頸がん リスク減らす方法二つ

2018年8月27日

感染症対処と検診でリスク減 海外と日本で検診が異なる理由

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 自治体で行われているがん検診の一つ、子宮頸がんについてお話ししたいと思います。子宮は下の図の通り、洋梨をひっくり返したような形の臓器です。

子宮の図。子宮は、洋梨をひっくり返したような形の臓器です

 子宮にできるがんには、入り口の頸部にできる「頸がん」と、体部にできる「体がん」があります。

 体がんを早期発見することはなかなか難しいのですが、幸い、子宮の内膜から発生した体がんは、月経時に内膜ごと脱落して体外に排出されることがあります。そのため若い年代は体がんは問題になりにくいのです(閉経すれば罹患(りかん)率は上昇します)。

 いずれにせよ、さまざまな理由によって、体がんは自治体のがん検診の対象にはなっていません。

 一方の頸がんは、30~40代と比較的若い年代に多く見られるがんです。

 年間の新規罹患数は約1万人で、2016年の死亡数は2710人と報告されています(「がん情報サービス」より)。最近は20~30歳代での発症も増えてきており、乳がんとともに、若年女性にとって非常に要注意のがんと言えるでしょう。

 頸がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が強く関連しています。実際、頸がん患者の90%以上からHPVが検出されています。HPVの主な感染ルートは性行為で、性行為の開始とともに、50~80%の女性(報告によってばらつきあり)が生涯のうちに感染するといわれています。本来は、ごくありふれたウイルス感染なのです。

 感染しても、90%以上の人は短期間にウイルスが自然に駆除されるのですが、数年から数十年にわたって感染が持続すると、頸がんを発症するリスクが上昇してしまいます。この点は、B型及びC型肝炎ウイルスやピロリ菌の持続的な感染が、肝臓がんや胃がんを発症させるのと同様でしょう。

 感染症が発がんのリスクに強く関わる場合は、原因となるウイルスや菌の駆除、もしくはワクチンなどによる感染防御が一次予防として非常に重要です。

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