美容皮膚科、気軽に利用を

 最後に小柳さんは、「美容皮膚科は美肌をつくる生活習慣を一緒に考えていく場所なので、もっと気軽に利用してほしい」と話してくれました。

 「見た目をきれいに保つためには、身体の中も健やかである必要があると考えています。私は、食事や睡眠、運動など生活全般のアドバイスも行ったうえで、シミやたるみ、シワの治療を行うようにしています。そして、例えばシミを一つ取っただけで、明るく元気になる方をこれまでたくさん見てきました。美肌の王道を多くの皆さまと突き進めればと日々願っています」

 テレビや雑誌の内容をそのまま実践するのではなく、自分の肌に合ったケアを見つけてほしい――そんな小柳さんのメッセージで、セッションが締めくくられました。

文/北本祐子 写真/竹井俊晴