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朝ドラ「あさが来た」に学ぶ、女性のキャリアの理想像

2016年2月15日

混迷する「男社会」のしくみを解く鍵が隠されている「竜馬がゆく」

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 落ちこんでいるときに元気がもらえたり、新しい視点が得られたり……ときには、人生が変わるほどの大きな力を持つ「本」。数多くの「人の心を動かす言葉」を生み出してきた博報堂クリエイティブプロデューサー・ひきたよしあきさんによる連載「あなたを変える、魔法の本棚」では、読むたびに自分の個性や知性が磨かれ、人生が前向きに変わっていくことを実感できる“特別な1冊”を厳選して紹介していきます。

◆今回のことば

「もう一度、日本を洗濯する」

――「竜馬がゆく」より

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎 著 文藝春秋)

 この理不尽で、不可解で、非効率で意味不明な「男性社会」は一体どんな精神構造でできているのでしょうか。それを解く鍵が、司馬遼太郎さんの書いた一連の歴史小説の中に隠されています。

 中でも「竜馬がゆく」は、その最高峰。高知の脱藩浪士・坂本龍馬が、幕末の日本を駆け巡り、ついには300年続いた徳川幕府をひっくり返してしまう物語。非常に長い小説なのですが、日本男児の多くが熱に浮かされたように読んでいます。不思議な魔力がここにはあります。

 まず竜馬は、モテます。徹底的にモテます。高知でも江戸でも京都でも、行く先々で「竜馬さんのためなら死んでもいい」という女性が出現します。

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Profile
ひきたよしあき
ひきたよしあき
博報堂クリエイティブプロデューサー。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。クリエイティブ局で、CMプランナー、クリエイティブ・ディレクターを経て現職。明治大学で教鞭をとるかたわら、朝日小学生新聞にコラムを連載。年間約1000本のコラムをfacebookに投稿し、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。著書に、「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ言葉の玩具箱」(京都書房)。facebook:www.facebook.com/yohikita
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