アナログ手帳がおすすめなワケ
当初、スマホを手帳代わりにしても良いのでは? と思いましたが、「打ち合わせや会議で手帳を取り出して書き留めると、スケジュールをきちんと管理しているという暗黙のメッセージを発してくれます」と鈴木さん。どれだけデジタル化が進んでも、やはりアナログの手帳はおすすめなんですね。
今回手渡されたのは、読者アンケートでも皆が憧れていた1日1ページタイプのEDiT手帳。ページ前半にマンスリーがあり、デイリーページの各月の前には「今月のプラン」や「欲しいものリスト」を書く欄があります。普段文字を「書く」ことから遠ざかっている人には、尻込みする分厚さです。
せっかく書くならば、仕事もプライベートも1冊で済むような手帳にしたい。イラストや切り抜きが多く、読み返すと楽しい思い出がよみがえるものにしたい。私は早速自宅に持ち帰り、決まっている仕事の予定を記入しはじめました。そんななか、手帳初心者に最初の失敗が訪れます。
手帳を肌身から離すべからず!
今まで手帳を書く習慣がなかった私が、最初に陥った失敗。それは「手帳を自宅に置き忘れること」でした。お昼のお弁当は必ずカバンに入れるのに、手帳は初日からあっさりと置いてきてしまった。幸いその日は何も大事な予定がなかったものの、これでは手帳の意味がありません。
そこで鈴木さんに「どうしたら手帳を、いつも一緒にいる相棒へと昇華できるか」を伺うと「手帳を書くうえで身に付けてほしい4つの習慣がある」とアドバイスされました。下記がその4つの習慣です。
手帳を書くときに身に付けたい4つの習慣
・その場で書く
・定位置を決める
・持ち歩く
早速、オーソドックスな黒いフリクションと、大きめのポーチを購入。プライベートな旅先などで分厚い手帳は荷物になるので、小さなスケッチブックと小さな色鉛筆をそろえました。この4点セットをポーチに入れ、いつも持ち歩くように。それ以来、手帳を自宅に置き忘れるという失態はなくなりました。
手帳周りの準備は万端。しかし、手帳をつけるうえで私には「ある悩み」があったんです。