サケの野菜鍋蒸し

 レシピに「鍋か深めのフライパン」って書いてあったんだけど、これは絶対に1人用の土鍋がオススメ。鍋にちぎったキャベツを敷きつめ、エノキダケものせる。そのふかふかベッドの上に甘塩のサケ(今回は銀鮭)を寝かせてあげる。細切りのパプリカ、ほぐしたシメジ、おろしショウガをのせる。最後に料理酒と水を少し入れて火にかける。沸騰したら弱火にして、全体にしっかり火を通す。ここで土鍋の保温力が本領発揮。火を止めても、グツグツコトコトと熱が回っているのがわかる。

 フライパンで作るときはここで器に盛って、残っていた汁を全体にかける。土鍋だと、サケをほぐしながら食べる感じ。これがね、もう1切れ100円強のサケにメインディッシュ感があって、目も舌も心も喜ぶ感じなの。野菜の甘みとサケの塩味&うまみで十分。調味料は何もいらない。しいてなにかプラスするならレモン汁かな。

 で、これ。外出前に支度して土鍋ごと冷蔵庫に入れておけば、疲れて帰ってきても加熱するだけ。ほぼ5分で「いただきます」だよ。1人暮らしでもキャベツ1個買いして大丈夫!

おいしい度 ★★★
ヘルシー度 ★★★
うちでもライザップできそう度 ★★★★

 くわしくは「日経ヘルス」12月号P84「おうちでライザップレシピ」を読んでね。

文・写真/竹島ぽてち