今月の試食は「日経ヘルス」2016年2月号の「やせ体質ダイエット」の特集の中から、「酢ショウガ」を紹介。「酢タマネギより高いヤセ効果!? 代謝を高め、脂肪を減らす 酢ショウガダイエット」のレシピを試してみた。

 「酢に漬けたショウガって寿司屋のガリみたいなの? そんなんでやせたら苦労はしないよ」とか思っていたら。あらっ! あららっ! 「日常の食事に酢ショウガをちょい足し」に挑戦した読者モニターさんは、たった5日で体重が1㎏減。手足もポカポカになったって! これはやってみなくちゃ!

 今回は記事で紹介されている酢ショウガアレンジレシピから「野菜とあえて即席ピクルス」と「豚肉のソテー」を作ってみることにした。

基本の酢ショウガ

 材料は皮つきのままスライスしたショウガと、好みの酢。今回はシンプルな米酢にしてみた。特に分量が決まっているわけではない。保存容器にスライスしたショウガを入れ、ヒタヒタになるまで酢を注ぐ。ひと晩置いたら食べられるが、2~3日目にはマイルドになってくるので「辛みが苦手」という人は長めに漬けておこう。

 ところで「酢をヒタヒタに」だが、これってけっこう酢の量が必要。重なり合ったショウガの隙間が全部酢で満たされる感じなので、ダボダボと入ってしまう。保存容器の容量より若干少ないくらいの酢を用意しておきたい。出来上がった酢ショウガは2週間を目安に使い切ろう。これを作っておくだけでも焼き魚にチョイのせとか、湯豆腐の薬味の1つとしてとか、とっても便利でおいしい。

野菜とあえて即席ピクルス

 冷蔵庫にある野菜をテキトーな大きさに切って、軽く塩をふり、しんなりしてきたら水気を切って(酢ショウガの)酢大さじ2とショウガ大さじ1を加えて和える。

 今回は「カラフルなほうがいいかな」と思って、赤と黄色のパプリカ、ベビーニンジン、ダイコンで作ってみた。これは「酸っぱいものが苦手」な家族がいる人にオススメ。酢も大さじ2だとそんなに効き過ぎないからサラダ感覚でパクパク食べられる。酸っぱいのが大好きな人は酢を少し増やしてしばらく漬けておくとピクルス風になっておいしい。パンにもご飯にも合うおかず。

 で、写真は撮らなかったのだが、薄くスライスしたダイコンと酢ショウガだけっていう組み合わせが超さっぱり味でオススメ。ダイコンが余ったときに試してみて。