こんな風物詩も楽しめる！
ほかにもtravelandleisure（トラベルアンドレジャー）のサイトでは、上記に加えてスイスのチューリッヒ、アメリカ東部の古いレンガの町並みのボストン、スコットランドのエディンバラ、イタリアの水の都ベニスなど、やっぱりレンガの街並みや中世ヨーロッパの風情が漂う土地がお薦めされていました。
暖かい土地では、インドネシアのバリ、メキシコのサンミゲル、それからアメリカ最南端のキーウェスト……。クリスマスらしさを醸し出しつつ、どこかエキゾチックな異空間のクリスマスを楽しもうという人にはお薦めです。
氷の建築、アイスホテルの様子
寒い季節にカナダやノルウェーなどにある氷で作られるアイスホテルの滞在も人気。氷の建築はまるでアート作品のようです。
イギリス・キャッスル・ハワード
イギリスのキャッスル・ハワードは、イングランドのヨークシャーにある壮麗な私有のカントリーホーム。クリスマスシーズンには、木々ひとつひとつに灯りが灯され、お城のような建物の内も外も厳かかつ華やかな雰囲気包まれます。
キャッスルハワードのホールも、息をのむように素敵な飾り付けがされています。
プロヴァンス地方のクリスマス
カンヌやニースで知られるフランスのプロヴァンス地方も、華やかでクリスマスらしい雰囲気が漂いながら、温暖な気候がうれしい人気の土地です。
エクス＝アン＝プロヴァンスは、古くから繁栄するフランスのローヌ県の古都。1860年に建てられた街の大噴水ロトンドも、クリスマスシーズンには色とりどりの光で飾られます。
毎年クリスマスには、土で作られたサントン人形が無数に飾られます。そしてこの地方では、キリスト使徒12人にちなんで食卓にデザートを13種類並べてクリスマスを祝います。
さて、世界のホリデーシーズンの風景を楽しみつつ……日本ではそろそろお正月の足音も聞こえてきそうです。
今週の言ってみたい英語
～を過ごすのに最適な場所
今回は、The best places to spend Christmas.（クリスマスを過ごすのに最適な場所）から。The best places to spend birthdayなら「誕生日を過ごすのに～」となり、最後にwith your family やboyfriendをつければ「家族/彼氏と誕生日を過ごすのに～」のようになります。今回よく登場したもうひとつがdestinationは「目的地」「行き先」で、Holiday season destinationは「ホリデーシーズンの旅先」です。
USA Today, 10Best Readers' Choice Chosen by readers of USA TODAY and 10Best, Best Holiday Destination Travelandleisure, best places to spend Christmas
文／上野陽子
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