「受け入れられなければ、受け流す」テクニック
7.人をそのまま受け入れる
人は変えられません。相手の人格や行動に影響を受ける前に、一歩下がってしまうこと。相手に即座に反応して批判を返す前に、10数えてみること。これでプロフェッショナルな態度を貫けます。
自分のことはさておいて、人のことをとやかく言ってくる人はどこにでもいるものです。いちいち相手にするよりも、上手にかわしてイライラの種を作らないこと。あなたが一枚上手にでていることは、周りも見ていれば分かるものです。
「受け入れられなくても、受け流せばいい」と思えば、ちょっと気も楽になりそうです。
8.動き回る
ずっとPCの前座っていることは健康に悪く、心臓病、目の緊張などを引き起こします。
スタンフォード大学のダニエル・シュワルツ教授らの研究によるとたとえランニングマシンなどでその場を歩いているだけでも、考えは目新しくかつ適切になり、座っている人の発想力を60%上回ったそうです。たとえ外に出られなくても、建物の中でも歩くこと。これで発想力も豊かになれるはず。動き回ることで、気分もリフレッシュできます。
9.整理整頓する
整理整頓することで、仕事はより効率よく運ぶようなり、幸福度も増します。キレイな机でより気持ちも落ち着き、ストレスも軽減されます。
白い紙にスッと何かを書きだすのは気持ちがいいもので、よりクリエイティブになれます。同様にまっさらな机のほうが自分であれこれ生み出す気力が湧くというもの。すでに十分なストレスを味わっているオフィスで、自らゴタゴタさせてストレスを生み出すことは避けましょう。
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いかがでしたか。自分に合う方法はありましたか。
Inc.では、ほかにも以下のような項目が挙げられていました。
・職場に“快適な居場所”を作る
・仕事のベストフレンドを見つける
・プライベートな問題を仕事に引きずらない
・ヘルシーな食事と代謝
・自分自身にご褒美を
・1日を振り返る
何よりも、幸福感を増すための努力で疲労困憊しては本末転倒。すべてを実践するのではなく、自分に合うものから一つずつ。自分が納得することで、幸福感に近い感覚に近づけますように。
【参考資料】
Inc. , 15 Proven Tips to Be Happy at Work ,Want to be happier at work? Try taking time out for these proven techniques.
上野陽子,達人に学ぶ「伝わる技術」PRESIDENT Online.
文/上野陽子 写真/PIXTA
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