お肉にトッピングするとおいしいクリーム2種

 水切りをしっかりした豆腐半丁に、白味噌や柚子胡椒を組み合わせると、肉料理に合うトッピングソースになる。手軽ながらも味が格段に良くなる。

豆腐クリーム2種。白味噌チーズ(左)/柚子胡椒(右)。
豆腐クリーム2種。白味噌チーズ(左)/柚子胡椒(右)。

 組み合わせる調味料は、以下の通り。

◆組み合わせ調味料(水切りした豆腐半丁分)
<白味噌チーズクリーム>
おろしニンニク(チューブ)------少々
白味噌------大さじ2
パルメザンチーズ------大さじ2
牛乳------大さじ1
ブラックペッパー------適量

<柚子胡椒クリーム>
おろしニンニク(チューブ)------少々
塩------小さじ1
牛乳------大さじ1
柚子胡椒------大さじ1


 「白味噌チーズクリーム」は、味噌とチーズの相性がいいので、コクのある濃厚クリームに。ブラックペッパーがアクセントになり、シンプルにソテーした鶏肉などに合わせるとおいしい。

 「柚子胡椒クリーム」はピリリとスパイシーな味が豆腐クリームのおかげでまろやかになり、絶品。豚しゃぶ、水炊きのタレとしても合う。

濃厚なクリームの既製品もある

 この豆腐クリームは、既製品もある。ウエダ家の「豆乳発酵マルチクリーム」は、名前こそ「豆腐クリーム」ではないが、食感は豆腐クリームそっくり。マヨネーズやサワークリームのような酸味のある、ドロッとしたクリームだ。コレステロールやカロリーは抑えられるのに、植物性とは思えないほど濃厚!

ウエダ家「ウエダ家の豆乳発酵マルチクリーム」(1本120g/896円、税込)。原材料は豆乳、紅花油、米酢、乳酸菌、食塩のみ。「自然発酵乳酸菌」により発酵しており、腸内を整えてくれる作用もある。
ウエダ家「ウエダ家の豆乳発酵マルチクリーム」(1本120g/896円、税込)。原材料は豆乳、紅花油、米酢、乳酸菌、食塩のみ。「自然発酵乳酸菌」により発酵しており、腸内を整えてくれる作用もある。

 ベーグルやパンに添えたり、野菜ディップとしてそのまま使うのはもちろん、スープやパスタソースの仕上げに使ったりと、用途はいろいろ。気になる人は大地を守る会をチェック(※年末年始のみ販売を中止。1月第二週目以降に販売を再開する予定)。

低カロリーがうれしい! スイーツでも豆腐クリームを活用

 豆腐クリームが活躍するのは、料理だけではない。この豆腐クリームに塩分でなく糖分を入れると生クリームのようになり、スイーツづくりにも利用することができる。

 「組み合わせ調味料」を【ハチミツ大さじ2+レモン汁大さじ1】にすると、さっぱりとしたレモンクリームになり、違った印象の豆腐クリームになる。パンケーキなどに添えるとおいしい。生クリームに比べてカロリー、脂肪分はカットでき、スイーツへの欲求も満たされるという女子の味方なのだ。

 また、【メープルシロップ大さじ2】のクリームにすると、ちょっとゴージャスなデザートに早変わり!

アフォガードの豆腐クリーム添え。メープルシロップ大さじ2を入れた豆腐クリームに、バニラアイス、グラノーラをお好みで層になるように盛り付ける。最後にホットコーヒーをさっとかけていただく。
アフォガードの豆腐クリーム添え。メープルシロップ大さじ2を入れた豆腐クリームに、バニラアイス、グラノーラをお好みで層になるように盛り付ける。最後にホットコーヒーをさっとかけていただく。

 口の中で合わせると、豆腐の臭みはまったくなし! バニラアイスの甘さを少し和らげてくれて、まろやかな舌触りでとろけるおいしさ。甘いものをガツンと食べたいときに、豆腐クリームなら罪悪感なくたっぷり食べられるのがうれしい。

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