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自分の内面に自信ある? オネエ系「汚ブス」研究家KENJIの“ここが問題!”

2015年10月26日

汚ブス研究家・KENJIによる川柳新連載。“汚ブスの芽”と付き合うには

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 彗星のごとく現れたニューカマーなオネエ系キャラ・KENJI。年間400回以上の女子会に呼ばれ、KENJI提唱の「汚ブス」を更生させてきたという。「汚ブス」とは「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。指摘しているのは、決して生まれ持った顔の造作などのことではない。あくまでも内面の汚ブスが外見に現れている、という点だ。
 これから川柳連載『汚ブス研究家KENJIの 美タミン川柳』をスタートするKENJI。汚ブス研究家とは何者なのか? 汚ブスってそもそもなに? KENJIの活動とは? そして連載に込めた思いとは?

【汚ブス】とは? 「汚ブス研究家・KENJI」誕生秘話

――「汚ブス研究家・KENJI」さんとして活動をはじめたきっかけを教えてください。

 アタシ、もともと芸能関連の業界で働いていたんです。テレビ関係の殿方って合コンがお好きなのよね。あるとき「KENJI、合コンやってるんだけど、これから来ないか?」と、スタッフから電話がかかってきたの。

 行ってみれば、男性3名、女性3名の合コンで男女の頭数は揃っている。「あら、アタシは男、女、どちらの立場で呼ばれたのかしら?」なんて思いつつ、ふと見やると女性たちのありさまがひどいのなんの……あからさまに男性陣に興味がない様子で、大股広げて、テーブルに肘までついてつまらなそうにスマホをいじってる……まるで地獄絵図じゃない。目を覆いたくなる光景だったわ。

――女性たちにとっては“ハズレ合コン”だったんでしょうね(苦笑)。

 そうね。でも百歩譲って好みじゃないタイプの男性陣だったとしても“異性がいる、ということをまるで意識していない態度”に、アタシちょっと黙っていられなくなってしまったの。

 それで膝頭をピシッと引っ叩いて「またぐら全開にしていないで、脚を閉じなさい!」「ハンカチを膝掛けにでもしたら?」「あら、ハンカチを持ってないですって?! それならそこに脱ぎ散らかしてるジャケットを膝掛け代わりになさい」……

 女性たちにとっては、アタシからのそんな指摘が新鮮に映ったみたいなのよ。これまで叱ってくれる人なんていなかった、なんかこの人おもしろい! って。聞く耳を持ってくれたの。

 電車内で化粧をする子に顔をしかめはしても、面と向かって文句を言う人ってあまりいない。レストランでパンツが見えてるのもお構いなしに、靴を脱いで胡坐をかいてくつろいでる子もよくいるけれど、みんな見て見ぬふりじゃない?

 彼女たちは叱られれば、思ったよりも素直に耳を傾けてくれるのよ。

 振り返ると、それが“KENJI節”がはじまったきっかけだったわね。

――女性って同性に指摘されるとイラッとすることでも、オネエ系の人からの指摘なら素直に受け入れることができる、という面があります。

 たしかにそれもあると思うわ。女性って同性に対しては、常にライバル意識を持ってしまうものだもの。

 そうそう! その合コンの女性陣が、大手広告代理店勤務の子たちだったんだけど「KENJIさ~ん、今度女子会にきてくださいよ~!」ってお誘いしてくれたの。それ以来、いろんな女子会に呼ばれるようになって、女子たちの振舞いに愛のある進言、つまり美(ビ)タミン注入をするようになっていったのよ。

老若男女問わず持つ“汚ブス”の芽。知れば、自覚し、自省し、人にも寛容になれる

――そのなかで発見したのが「汚ブス」の存在だったと?

 アタシは女性のことを嫌いなわけではないし、むしろとても尊敬しているのよ。

 でもちょっとした振舞いや心の持ちようで、とても残念な印象になってしまうことがあるわ。男性もそう。もったいないわよね。

 でもただの説教では抵抗を感じられるだけだろうし、アタシの本意ではない。あくまでもユニークなかたちで自覚してもらえるようにしたかったのよね。

 そこで「汚ブス」という、KENJIの造語を作って定義してみたの。

 「汚ブス」の定義は「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。でもね、これって男女関係なく当てはまりがちなものなのよ。つまり男女ともに汚ブスの芽は持っているわけ。

――たしかに! 老若男女関係なく、だれしもが大なり小なり持っている要素ですよね。

 人ってだれかのせいにしたがる生きものでしょ?

 でもいろんなタイプの「汚ブス」を発見することによって、「あらいけない、私いま『○○汚ブス』になってる!」と自覚できるし、改善しなくちゃって、と思えるんじゃないかしら。

 また他人に対しても同じことが言えるわね。不愉快な人がいたら、相手のなにがアタシをこんなに苛立たせるのかと考えてみる。そこで「あの人、『○○汚ブス』だからだ」と気付けば、自分も人におなじようなことをしていないかしら? とわが身を省みることができる。人の振り見て我が振り直せ、って昔から言うけれど大切なことよね。

――自分の「汚ブス」を自覚し、また人の「汚ブス」っぷりを見て、自分を省みることもできる。

 それに「汚ブス」の定義に当てはめることで、他人に対して寛容になれる、という面もあるの。

 たとえば新幹線で座席のリクライニングを元に戻さずに降りる人がいるとするでしょ?

 アタシは「『汚戻しブス』だな」って思いながら戻すけど、そんなふうにユーモアある言葉でとらえることで、いちいちイライラせずに済むのよ。

 「なんでリクライニングひとつ戻していかないのよ!」と怒りを露にすると、自分自身が「汚ブス」になっちゃうわ。そして恐ろしいことにそのイライラは、まわりにも伝染してしまうのよね。

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Profile
KENJI(けんじ)
KENJI(けんじ)
女子会に年間400以上呼ばれる社長。ニューカマーなおネエ系キャラで、テレビ・ラジオ・雑誌に多数登場する。10代~80代の幅広い年齢の女子会やマダム会をプロデュースし、これまで5000人以上の“内面ブス”の本音を炙り出してきた「汚ブス研究家」。“汚ブス”とは、「思いやりのない人」「ブスッとした表情の人」「隙だらけの人」のこと。学生時代には教員免許を取得し、現在大学や専門学校などでマナー講師としても活躍している。スリースマイル代表としての顔も持つ。
クロ女子白書』(FBS福岡放送)(Huluでも閲覧可能)にレギュラー出演中。著書に『女子会のお作法』。新著に『汚ブスの呪縛~嫌われる人にはワケがある~』(サイゾー)。
WEBサイト:https://obusu-kenji.officialsite.co/
ブログ:http://ameblo.jp/obusu-kenji/
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