「婚活中なのに、まわりにいいオトコがいない」「合コンを重ねても、なかなかいいご縁につながらない」……よき出会いのチャンスを遠ざけているのは、もしかしたらあなたの内なる「汚ブス」が原因かも!?オネエ系汚ブス研究家・KENJIさんによる川柳連載「汚ブス研究家KENJIの美タミン川柳」。“汚ブス”とは「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。働く女性に潜む「隠れ汚ブス」をあぶり出し、より魅力を開花するべくKENJIさんが愛の美(ビ)ンタを打ちます。

【今回の一句!】

 気を抜くな 本音が潜む 汚(お)くり物

 ごきげんよう。アタシKENJIよ。バレンタインデーも過ぎたわね。自分のために買ったチョコレートのお味はいかがだったかしら?

 人への贈り物って、ちょっと困るときがあるわよね。たとえば、恋愛対象外のお世話になった男性や職場の人にチョコレートを用意するときって、特に贈り物カーストをしがちなのよ。

 この人は毎年高価なものをお返ししてくれるから、高級チョコレートを準備しなくちゃ…。それから、あの人は毎年お返しが微妙だし…。お返しがない人には「みんなで食べて下さいね♪ by◯子」と一言メッセージを添えて、激安チョコレートを共有スペースに置く。

 こんな感じで相手のお返しありきで考えてしまってはいなかったかしら?

 ちょっと、その考え方!

【KENJI美~ンタ!】

「贈り物が汚(お)くり物に、なっているじゃないのよ!」

 変な計算をしながら贈り物を選ぶなんて…もう! 素直に受け取れないわ!

 人を値踏みしながら選んでいると、それは汚(お)くり物になっちゃうのよ。

 そもそも贈り物ってお返しをもらうために贈るのではなく、日頃の感謝の気持ちだったり、お祝いの気持ちを伝える一つのツールじゃないかしら。

 相手によって感謝の気持ちを変えているようではダメだわ。値踏みどころか、自分の汚ブスな部分まで踏み倒そうとしてるんじゃないわよ。

 もしかしたら、アナタ…恋愛でもその値踏み癖がついてしまっているかもしれないわよ。

 アタシの彼氏になる条件は「年収いくらで~」「身長が180センチ以上で~」「それから~強いていえば末っ子かな~」と自分のことを棚に上げて、相手に条件の印籠を掲げて、近づきにくいオーラを自ら放っている恐れがあるわ。