どんなメニューも数秒で食物繊維たっぷりに!?

小林製薬マーケティング部の白石千夏さんが、食物繊維を簡単に取れる水溶性食物繊維サプリメントを紹介
小林製薬マーケティング部の白石千夏さんが、食物繊維を簡単に取れる水溶性食物繊維サプリメントを紹介

 来年で発売から20周年になるロングセラー商品で、水溶性食物繊維を簡単に取れる水溶性食物繊維サプリメントの特徴を教えてくれたのは、小林製薬マーケティング部の白石千夏さん。

 「粉末タイプのものは1パックで、ちょうど1日の不足分に相当する食物繊維が取れます。とうもろこし由来の水溶性食物繊維が原材料で、1日1パックを2週間続けると、多くの方が『お腹の調子がよくなった』と実感されるようです」

 そして、驚異の溶けやすさや味が変わらないことをアピール。実際、会場の皆さんに、ペットボトル500mlに1パックを入れていただき試飲を行いました 。

 コップ1杯の水に何パック溶けるのか実験したところ、10パック42g(レタス20個分の食物繊維)でも余裕で溶けてしまいました。

 「冷たい飲みものにでも簡単に溶けます。また、熱いものに入れても成分変化せず味も損なわないので、ご飯を炊くときに入れたり、ケーキを焼くときに入れたり、実はいろんなメニューで食物繊維を補うことができるんです。とってもイージーですね」と白石さん。

 さらに、赤ちゃんから妊婦さん、お年寄りにも安心して使えるため、大分県の老人ホームでは定番メニューとして導入。利用者にも喜ばれていると教えてくれました。

 続いて、再び日経BP総研の西沢邦浩がステージ上に。水溶性食物繊維についてさらに次の二つのポイントが紹介され、今回のセッションは幕を閉じました。

1.エサ(水溶性食物繊維)が不足すると、菌たちは腸の粘膜部分を構成するムチンという物質を食べて腸壁を荒らし始めるため、乳酸菌などの摂取と同時に、エサもしっかり取ることが重要。例えば、ヨーグルトは食物繊維を含んでいないので、水溶性食物繊維サプリメントを混ぜて食べるのはとても効果的。

2.粘性の高い水溶性食物繊維は、糖質・脂質の吸収を緩やかにするため太りにくい状態にしてくれる。また腸内でもエネルギーを貯め込む「肥満菌」が減るため、ダブルでヘルシーなダイエットに役立つ。

 以上、食物繊維と腸(腸内細菌)のお話、便秘からダイエットまで、私たちの体を腸がコントロールしていることが、とてもよく分かった1時間でした。

文/氏家加奈子 写真/菅祐介