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WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter

ダイバーシティ経営に、女性の経営層は欠かせない

2018年12月26日

第5回ウーマン・エグゼクティブ・カウンシル

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 「WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter」のプレミアムデーとなる11月30日(金)、東京ミッドタウン(東京・港区)にて開催された「第5回ウーマン・エグゼクティブ・カウンシル」。5回目を迎えた今回も、経営トップや執行役員の方々が登壇し、経営層に女性を登用する重要性が語られました。

 企業がダイバーシティ経営を推進する中で、経営層に女性を増やすことは重要な課題の一つ。この動きをさらに加速するべく開催された「ウーマン・エグゼクティブ・カウンシル」の会場には、役員や管理職を目指す女性や人事に関わる担当者といった人々が集まり、イベントの始まりを今か今かと待ち構えていました。

 そんな中、まずは主催者代表として、日経BP社 日経BP総研フェロー、日経WOMAN元編集長の麓 幸子が登壇し、本イベントの意義を解説。「今は何が起こるか分からない時代ですが、企業の透明性を向上させるためにも女性役員の登用が必要」と述べた上で、「このイベントが皆様の企業の女性活躍推進、および皆様ご自身のエンパワーメントになりますように」とのメッセージで締めくくりました。

2020年までに女性役員の割合を10%に増やすには、何が必要?

 続いては、内閣府男女共同参画局長・池永肇恵さんによる来賓挨拶。女性役員の増加に対し、現状と政府の取り組みについて説明がありました。池永さんは「政府では、男女共同参画基本計画の数値目標として、2020年までに上場企業の女性役員を10%にすることを掲げています」と前置きした上で、2012年は1.6%、2018年には4.1%と6年間で2.7倍に増加したものの、「まだまだ頑張らなくては達成できない」と現状を解説。

 そのために必要なこととして、「『女性活躍推進法』による、公共団体や大企業における女性活躍情報の見える化」と「官民による女性リーダー育成事業」、「女性の活躍に不可欠な男性のコミットメントを促す『輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会の行動宣言』を策定・公表したこと」の3点を実現したと語りました。

何が起こるか分からない時代だからこそ、女性リーダーが必要になる

 続く基調講演では、「女性役員が日本および企業に与えるインパクト」と題し、SOMPOホールディングスグループCEO代表取締役社長の櫻田謙悟さんが登壇。まずは「出世したがらない女性が多いのは、実際に管理職やトップになった人が『楽しいぞ』と伝えないからでは?」と、疑問を投げかけます。聞けば、「会社の方向性はトップが決めるべきもの」。失敗すると厳しい状況に追い込まれるものの、うまくいけば社員にやりがいを、ひいてはその家族に幸せをもたらすため、「多くの人にとって楽しいこと」なのだそうです。

 経営トップらしい視点による「楽しさと厳しさ」から、話題は私たちを取り巻く環境についてへと移ります。櫻田さんによれば、今の時代を象徴するキーワードが「VUCA(ブーカ)」。「Volatility(不安定)」「Uncertainty(不確実)」「Complexity(複雑)」「Ambiguity(曖昧)」の頭文字を取ったもので、「何が起こるか分からない今の時代を端的に表している言葉」と、櫻田さんは続けます。

 「数年前からこうした状況になっているが、それだけを考えても仕方がない。ただ、少なくともリーダーになろうという方は『何を考えるべきか』を考えなくてはいけません。ややこしいことを言うようですが、考えて考えて考え抜いて、自分の言葉で考えて信念へと昇華させ、Management by Belief=信念に基づいた経営が必要とされるのです」(櫻田さん)

 さらに、デジタル化の加速や日本の生産年齢人口減少など、現状の環境を解説した櫻田さんは、ある資料を提示しました。それは、「日本人女性の読解力と数的思考力は、OECD加盟35カ国中、1位である」というもの。大きな希望を感じさせる内容に、来場した女性たちの表情はパッと明るく輝きます。

 その上で、女性には他者との協調性に加え、問題を隠さずに共有し、違和感をストレートに伝えるといった特長も見られることから、「こうした人材を引き上げなければ、日本経済の浮上は成し得ない」と、女性役員の必要性を言及。最後に、「これからの日本は、女性の才能に頼らなくてはなりません。そのためにも、僕らのような人間が『出世は悪くないぞ』『給料も上がるぞ』とどんどん発信していく時代になっていけばいいと思います」と、再び冒頭の言葉を述べ、大きな拍手の中、会場を後にしたのでした。

リーダーとしての資質を示す「エグゼクティブ・プレゼンス」

 続いて、アクセンチュアの戦略コンサルティング本部 マネジング・ディレクター、田村京子さんによる特別講演「女性役員に必要なリーダーシップの育成-Self Brandingとその影響力」がスタートしました。

 グローバル全体で女性社員が占める割合は約41%、女性管理職は約30%というアクセンチュアでは、「新たな時代のリーダーは、信頼性、交渉力、強いネットワークなど、8つのスキルをバランスよく備えることが重要」と考えられているそうです。そのスキルの中でも今回、注目したのが「エグゼクティブ・プレゼンス」。これはリーダーとしての振る舞いや存在感、管理職昇進に欠かせない資質のことで、例えば「この人は力になってくれそう」と思わせる力や、相手に自信やプレッシャーに打ち勝つ力、決断力を感じさせる能力などが挙げられるのだとか。

 「エグゼクティブ・プレゼンスは、自分が相手に『この人はこういう人だ』と認識されるもの。そのためには自分がなりたい姿を確立している必要があるので、ご自身のブランディングを考えていただきたいですね。エグゼクティブ・プレゼンスを確立できれば、周囲によい評判がクチコミで広がっていき、新たな仕事のチャンスにつながったりもすると思います」(田村さん)

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