ヘアアレンジテクニック(1) セミロング編

 続いて紹介してもらうのは、セミロングのヘアアレンジ。多くの女性が悩む髪のクセを取り、「外ハネ」と「内巻き」を作る方法を聞きました

クセを取るときのポイント

 かつてのストレートヘアはボリュームをぐっと抑えた縮毛矯正が流行でしたが、最近のストレートはナチュラル志向。ヘアサロンでは、自然なストレートに見えるようにとオーダーをする人が多いそうです。とはいえ、日本人はクセ毛が7割。サロンに行ってしばらくはいい状態をキープできても、数日するとクセが出てきてしまい、スタイリングに悩んでいるという人は少なくありません。

 「クセを直すときのポイントは、うねりを取りながらツヤを出すこと。髪は顔との距離が近いため、ツヤがあると肌もキレイに見えるんですよ。そのためにも、先ほど伝えた冷風でツヤをだしながら仕上げるといいのですが、難しい場合はダイソンの『エアラップ』がおすすめ。片手でクセを直せるので、忙しい朝でもスムーズにストレートヘアができます」(岡田さん)

サロン流 外ハネ・内巻きを作る方法

  切りっ放しのボブが流行してしばらくたち、最近は肩まで髪が伸びてきた人が多いそう。できるだけ小顔に見せるためには、どのように巻けばいいのでしょうか?

 「最近はスッキリとした外ハネがブーム。小顔効果を狙って、顔にかかる髪を増やしたり、髪の束を耳より前に持ってきたりする人もいますが、顔を隠すと髪の面積が増えて頭が大きく見えてしまうんです。逆に顔周りに髪がないほうが、視線が外に流れて小顔に見えますよ」(岡田さん)

 「エアラップ」で外ハネを作るときは、毛先にスタイラーを当てるだけ。髪が自然に巻き付き、冷ますと外向きのカールができているそうです。また内巻きに仕上げたいときは、髪を少なめに取って風を当てます。どちらも髪が機械に巻き込まれたり、絡まったりする心配はなく、片手で手軽にスタイリングをすることができます。