女子会は百害あって一利なし 唯一の対策は?

――女子会というか、女友達が有効にはたらくときってないんでしょうか…。

 「婚活」の点からいえば、ほとんどないですね。あるとしたら、相手が既婚の女性の場合くらい。

 独身同士で集まるからいけないんです。「倫子はかわいいんだから、もっといい人いるよ!」なんて無責任な台詞が出てしまう。言ってる本人も悪気はない。たぶん、本気でそう思っているんです。でも、深層心理では足の引っ張り合いになっている。もし女友達と集まることがあっても、恋バナするのはやめましょう。

女子会は楽しい! 問題は何の話題で盛り上がるか (C) PIXTA
女子会は楽しい! 問題は何の話題で盛り上がるか (C) PIXTA

――アラサー×独身×恋バナの組み合わせは危険だと。

 危険です。相手がいるときに恋バナを振られても、いちいち答えなければいいと思いますよ。「私、(恋愛の話は)全然ないんだよね」と。本当に結婚したいのなら、結婚式が決まって披露宴の招待をするまで女友達には黙っておくことです。

――そこまで徹底したほうがいいんですか! 仲のいい友達同士だと「なんで話してくれなかったの?」となりそうです…。

 結婚と、その程度の友情と、どちらが大事ですか? ということです。女性は異性に嫌われるより、同性に嫌われることをいやがりますよね。いざ女子会に行ってしまうと話さなくてはいけない雰囲気になるのなら、やはり行くこと自体をやめましょう。

――そういえば、男性が何人かで集まって恋バナしているのは見たことないような…。

 ないです。何人かで集まることはありますけど、7割くらい仕事の話をしていますよ。恋愛の話といっても、男性の場合はせいぜい自慢話じゃないでしょうか。

――後半はコミックス1巻の香(かおり)の台詞、「日本の男はみなロリコン」の話から伺います!

文/大吉紗央里 写真/PIXTA