働く女性の「ソロ活」についてアンケートをしたところ、「これからしてみたいこと」として多くの人が挙げたのが、一人での旅行、外食、一人飲み、カラオケ、アウトドア……などでした。しかし、ソロ活には女性ならではのハードルや困りごとがあるのも事実。そこで、食や旅、アウトドアなどの達人に、充実した一人時間を楽しむヒントを2回に分けて聞いていきます。

一人でも居心地のいい店、いくつありますか? (C)PIXTA

 一人の外食や一人飲み。自分なりに自由に楽しんでいる人もいれば、一人では楽しめない、ハードルが高いという人もいて、大きく二分されるようです。一人で入る店をはずさない方法、一人外食や一人飲みを楽しむコツ、女性一人ならではの困りごと対策などを達人に聞きました。

【悩み(1)】女性が一人で居心地がいいお店、はずさないお店はどうやって探す?

 日ごろから仕事の合間に、いいお店を探して一人で歩き回るというビジネスフードアドバイザーの岩本留里子さん。「孤独のグルメ」の音楽やセリフを思い浮かべながら一人で楽しむこともあるそうです。

 近年は、一人外食・一人飲みを想定した店が急増しています。例えば最近目に付くのが、駅ビルや駅ナカに増えているカウンターだけの飲食店。そのほかにも「お一人でもどうぞ」という案内を掲示している店や、おつまみ数品で軽く飲む1000~2000円台のセットメニューがある店も増えています。「働き方改革で残業が減ったサラリーマンの一人飲み需要が増えていますね。駅ビルのカウンターのある店で『ここで軽く飲んで勢いをつけてから自宅に帰る』という男性もいました。女性の一人飲みも確実に増えています」(岩本さん)

 「いいお店に対しては鼻が利く」という岩本さん。「はずさない」ためには、まず「店の入り口周辺を観察すること」だそうです。

いい店は入り口周辺に清潔感がある!

 「まず、入り口回りが清潔であることです。古い・新しいは関係なく、ゴミや余計なものが置かれてなくて清潔感があること。店の戸を開けたときに敷居の溝もきれいであること。店員さんも小ぎれいな感じであること。これらがNGだと、いったん店の中をのぞいても『あ、また来ます』と言って出ちゃいますね」(岩本さん)。出る時は「連れと待ち合わせしたんですが……いないのでまた来ます」などと言って退散するのがいいかもしれません。

 外から店の中が見える場合は、店内の雰囲気や、お客が入っているかどうかをチェック。お客が全然いない店はやはり何か理由があるかもしれません。また、外から中が見える店は、一人でも安心感があります。最近は一人客が増えたことに対応して、カウンター席を外から見えるように配置している店も多いそうです。

店から出てくる客の表情をチェック

 町を歩いていて、行列ができている店を見かけることがあります。本当においしいなら並んででも入ってみたいですが、必ずしもそうでない場合も。並んでみるかどうかの判断基準として、岩本さんは「店から出てくるお客さんの表情」に注目するそうです。「笑顔で出てくるお客さんがいるならOK。微妙な表情で無言で出てくるなら、パスして他へ行きましょう」。確かに「おいしかった、いいサービスだった」と満足すれば笑顔で店を出ますし、満足できないまま店を出て行列を目にしたら、微妙な心境になりますね。