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Facebookの個人情報漏洩で見直したい設定とは

2018年5月16日

不必要に個人情報のアクセスを求めるアプリは要注意

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 Facebookで、最大8700万人に上る個人情報流出問題が起きた。米Facebook社のマーク・ザッカーバーグCEOは、4月10、11日の米上下院公聴会で議員からの追求に応じ、謝罪している。この事件の影響で、わずか1週間で同社の株価は13%下落し、時価総額にしてなんと7兆円が消えてしまったのだ。

 この話題は日本に住む私たちにも無関係ではない。今回の流出問題が話題になっている理由と共に、私たち一人ひとりが今からできる対策について解説したい。

個人情報流出のきっかけは「診断アプリ」

 まず、この事件の問題点について見ていこう。注目したいのは、流出のきっかけがサイバー攻撃などではなく、ユーザーが診断アプリを利用しただけという点。また、情報が大統領選にも不正利用されたという点。さらに、ユーザー本人だけでなく友人を巻き込んでおり規模が甚だしく大きかった点もあるだろう。

 きっかけとなったのは、2013年にリリースされた性格診断アプリだった。アプリ利用時には、ユーザーが個人情報へのアクセスを許可する必要がある。同アプリの利用許諾に応じたのは27万人だったが、アプリはその友人の個人情報も収集していたのだ。

 診断アプリは英ケンブリッジ大学教授が開発したものであり、教授は集めた情報をデータ解析会社ケンブリッジ・アナリティカに渡していた。同社は否定しているが、大統領選のトランプ氏選挙対策本部に対して、投票者の行動に影響を与えるような形で不正利用していた疑いがあるとも言われている。

 事件が報道されると同時に、一気に世界中を巻き込む社会問題へと発展。Facebookへの批判が高まった他、企業が自社のFacebookページを削除したり、広告出稿をストップしたりする事態となった。Facebook社は、ユーザー情報へのアクセスを求めるアプリは審査し、宗教や政治などの個人情報へはアクセスできなくするなど、個人情報へのアクセス制限を始めている。

いつも使っているSNSから個人情報が流出…? (C)PIXTA

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高橋 暁子
高橋 暁子
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディア等の記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナー等を手がける。SNS等のウェブサービスや、情報リテラシー教育等について詳しい。元小学校教員。「スマホ×ソーシャルで儲かる会社に代わる本」「Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本」(共に日本実業出版社)他著書多数。近著は『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎/出版社のホームページ)。
http://akiakatsuki.hatenablog.com/
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