気になる彼や同性からも“もっとモテたい!”。そんな想いは誰の心の中にもあるはず。美容を知り尽くした美容ライター・長谷川真弓さんと、男性美容研究家・藤村岳さんが交代で書き綴る『モテる美容学』は、美容の観点からモテの心理までをひも解くふたりによる連載です。第3回のテーマは「先端美容〜ネイル編〜」です!

 こんにちは。ライターの長谷川真弓です。もうすっかり秋ですね。一年の中で一番好きな季節がやってきました。先日、クローゼットの中身を秋服に衣替えしたのと同時に、メイクアイテムもブラウンやボルドーなどの落ち着いた色に“衣替え”。「え? お化粧品も衣替えするの?」と聞かれるのですが、メイクを秋仕様にしただけでガラッと雰囲気も変わるのでおすすめですよ。今回は、メイクの中でも「ネイル」についてお話ししようと思います。

 私のまわりには服のセンスはもちろん、“見た目印象”もバツグンに良いオーラを放った女性がいます。そういう女性って見た目だけではなく、中身も素敵なんですよね。「あぁ、いつかこういう女性になりたい」と憧れる大人な雰囲気。

 彼女たちには共通する点があって、“自分をどう見せるか”という表現力に長けていること。そのポイントは、“先端美容”にあるといっても過言ではないくらい。ハリがあって艷やかな髪、くるんと上向いたふさふさのまつげ、そして手入れの行き届いたツヤのある指先。私が勝手に呼んでいる3つの神器「毛先・まつげ・指先」のお手入れを欠かさず行っている人は圧倒的に美しいんです。

 とくに指先は“スキ”を見せてはいけないトコロ。オフィスで書類を手渡すとき、バッグからお財布を取り出すとき、パーティーやイベントでグラスを持つときなど、手はいろいろなシーンで使われ、見られています。「この人、性格良さそう」「仕事ができるんだろうな」「丁寧な生活を送っているんだろうな」など、魅せ方次第でいかようにも自分の“印象”を変えることができるとしたら? お手入れをしていないなんて…もったいないですよ。

 では、指先の、どんなところが見られているのでしょうか。どんなお手入れをすればいいのでしょう。