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男から見ると、「電車の中でメイク」は見てる方がツライ

2015年10月14日

否定派多数で現段階では、NGながらも、将来的にはアリになるかも!?

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気になる彼や同性からも“もっとモテたい!”。そんな想いは誰の心の中にもあるはず。美容を知り尽くした美容ライター・長谷川真弓さんと、男性美容研究家・藤村岳さんが交代で書き綴る『モテる美容学』は、美容の観点からモテの心理までをひも解くふたりによる連載です。第1回のテーマは「電車の中で人目も気にせずメイクをする女子について」です!

 こんにちは、男性美容研究家の藤村岳です。普段は、男性のための男性の美容/ケアの啓蒙に勤しんでいます。日々の活動を通して男性からみると、女性の美容って特殊な世界。美容業界に半分、足を突っ込みながらも、どっぷり浸っていない不思議な立ち位置にいます。そんな視点を生かして、女性のモテを探ってみたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、前回の長谷川さんの記事“電車で化粧論”、おもしろかったですね。なるほど、女性にとって化粧をすることは、ハレとケを分けるような儀式なんだ、と痛感。男性にとってそれは、おそらくヒゲ剃りに当たるのかな。

 ボクは小さい頃、母や叔母が化粧をするのを見ているのが好きでした。それは、お出かけに直結するから。デパートや遊園地に連れて行ってもらう朝の風景。ちょっと甘酸っぱい、懐かしい感じです。だから、今でも女性のメイク姿は嫌いじゃない。女の人がきれいになっていく魔法のような様子には、ドキッとします。

 でも、やっぱり“電車でメイク”は3つの理由でイヤなんです。

■結局、スメハラおじさんと同じなの?

 まず、ひとつ目。女性はあまり気づいていないと思うのですが、化粧品ってニオうんです。男性が同性の汗や体臭に対して鈍感なのと同じで、女性って同性の化粧のニオイに寛容ですよね。慣れでしょうか。

 でも、ボクら男からすると「化粧はクサイ」って感じてしまう。おしろいのほんのりとしたパウダリーな香り、女性はイヤではないと思いますが、多くの男性からすると「化粧クセー」となるわけで。家でやればメイクもニオイも落ち着くはずなのに。まあ、よくありがちな価値観の違い。でも、この習慣に基づく価値観の違いは根深く、そして重いです。

 この違いを理解してもらうと、“電車でメイクして化粧や香水のニオイをばらまく女性”=“汗と加齢臭をまき散らしているおじさん”と同義ということ。そう、スメルハラスメントですね。

IYO / PIXTA

 次に気になるのは、メイクをしている人の傍らにいると粉が舞いそうだ、という点。「アイライン引いてるだけだもん、粉なんて舞わない!」との反論もあるかもしれません。たしかに、そうでしょう。でも、実際に“舞う”ではなく、“舞いそう”と感じてしまうことが重要。たいていの男は各アイテムが何に使われるモノかなんてわかりません、ましてやそれが、液体か粉体かという特性なんて知る由もない。それにもし、仕上げのお粉を塗布したら、確実に舞いますからね。

 実際に舞うかどうかは別としても、その粉が自分の服についたり、呼吸によって否応なく吸わされてしまいそうだ、というのが気持ちの悪さを助長します。反対に車内で、隣の男性のスーツについたフケが飛んできそうだとして、その女性は気にしないのでしょうか?「男の人のニオイも平気、フケだって耳垢だってなんでも私にくっついてもOK!」という女性なら、電車の中でメイクしてもいいかもしれません。

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Profile
長谷川 真弓(はせがわ まゆみ)・左
美容エディター・ライター 1972年神奈川生まれ。編集プロダクションを経て、広告代理店で化粧品メーカーの営業を7年半担当。2009年からは美容週刊紙「WWD Beauty」の編集を担当し、2014年にフリーへ転身。ビューティにまつわるヒト・コト・モノを精力的に取材している。

藤村 岳(ふじむら がく)・右
男性美容研究家 編集者を経て独立。シェービングを中心に独自の理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動。テレビ出演の他、講演、コスメ開発やマーケティング等も行う。スパ・エステについても造詣が深い。著書に『男の身だしなみ100の基本』がある。
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