【1.貯める額を決めて、確実に実行する】

月々一定額は必ず投資する(35歳、医療福祉関連、研究開発、貯蓄9000万円)

先取り貯蓄したお金には絶対手を付けない(42歳、金融、一般事務、3300万円)

最初は月平均の意識でいたが、現在は年間を通しての予算として考えている(33歳、商社、営業、貯蓄2500万円)

お給料が入ったら貯蓄預金に振り替える。年にいくら貯めるか、年初めに考える(47歳、卸売・流通、経理、貯蓄6200万円)

自身の年収・月収(手取り)からおおよそ貯蓄したい金額を決めて、1か月に使える金額と年間で自由に使える金額を割り出して、その範囲でお金を使う。(これを毎年の年始に決めて今年で8年目になる)(45歳、教育・学習支援、宣伝、貯蓄 2000万円)

【2.マイルールがあり、慎重に使う】

本当に自分が必要だと思うものを購入する(42歳、金融、一般事務、貯蓄3300万円)

節約するものと、気持ちよく使うものをきちんと分けるようにしている。お金を使うときは必ず「これにお金を使うことで、自分はハッピーになれるか?」を問いかける(33歳、商社、営業、貯蓄2500万円)

毎月、家計簿を見て必要な支出だったか、見直す(38歳、不動産、経理、貯蓄5200万円)

【3.給与が上がっても生活水準は上げない】

給与額が上がっても貯蓄額を増やすので、使える生活費はほぼ変わっていない(=一定の生活費以外は使わないというか、生活レベルを上げない)(45歳、教育・学習支援、システム企画、貯蓄2000万円)

年収が上がっても、極端に生活の質を上げることのないように気を引き締めている(40歳、情報通信・IT、企画、貯蓄1800万円)

給料が上がると、上がった分だけ余計なものを買いがちになるので、散財しないように、「高くても、長く使える良いもの」を選んで購入する(32歳、商社、営業、貯蓄2500万円)

 印象的だったのは、貯蓄が1000万円以上ある女性の意見には「必ず」「絶対」などの言葉が入っていること。ここに、貯蓄1000万円以上の女性の意志の強さがうかがえました。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA