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なぜ老後の備えは必要なのか 年金の基礎をおさらい

2018年10月25日

年金の仕組みから「iDeCo」のことまで一気に理解

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 少し先の話ですが、私たちが老後にもらう「年金」。「年金って、複雑でよく分からない」「たくさんもらえない可能性があると聞くけれど、実際どうなの? どうしたらいいの?」と気になっている人も多いことでしょう。そこで今回は、年金の仕組みから種類、備えておくべき理由、そして話題のiDeCoまで、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに初歩の初歩から教えていただきました。

まずは年金の仕組みを復習!

現役世代が払ったお金が、今の高齢者の年金になります(一部は運用)

 「年金の仕組み」がよく分からないという人は、一度しっかり理解しておきましょう。ざっくりいうと、一般的な「年金」とは、年金保険料を私たち現役世代(20歳~60歳)が支払い、そのお金を高齢者が年金としてもらう仕組みです。ただし、納めた保険料がそのまま高齢者にすべて渡されるのではなく、一部が運用されています。

「昔は、年金保険料の運用は債券がほとんどだったのですが、最近は株式が増えて50%くらいを占めています。低金利時代でなかなか増えないため、積極的な運用方法も選ばれています」(高山さん)

どうして今から備える必要があるの?

 「将来、もらえる年金が少なくなるから、老後資金を自分で準備しておく必要がある」という話を耳にすることがあるでしょう。それは、少子高齢化が大きな影響を及ぼすからです。

「今は現役世代2.3人で高齢者1人を支えている状態ですが、私たちが老後を迎える頃には、1人の現役世代が1人の高齢者を支えるような人口構造になる見込みです。支えてくれる現役世代が少なくなるので、高齢者が受け取れる年金が少なくなってしまう」(高山さん)

 そのことを見据え、早いうちから老後資金を準備しておく必要があります。

<次ページからの内容>
・国民年金、厚生年金、企業年金、それぞれの解説
・企業年金の種類
・「iDeCo」って?
・「iDeCo」に加入したくなったらすべきこと

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高山一恵
高山一恵(たかやま・かずえ)
Money&You取締役、ファイナンシャルプランナー。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めた後、現職へ。女性と女性FPのマッチングメディア「FP Cafe」を運営。全国での講演活動、執筆・相談業務も行う。著書は「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「1000円から増やす積み立て投資術」(スタンダーズ・頼藤太希共著)など。
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