テレビCMでもよく目にする「保険」の話。社会人になってから、友人が加入したと聞いたり、周囲に勧められたりした読者も少なくないでしょう。でも、そもそも保険ってどういうもの? 何から検討していいのか分からない――。そんな疑問でいっぱいなのが本音です。ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに教えてもらいました。

保険の仕組みを学ぼう

保険は「相互扶助」の仕組みです

 保険の本質は「相互扶助」、つまり助け合いです。みんなで少しずつお金を出し合い、病気や事故、災害など「不幸なこと」が起こってしまったとき、金銭的に困る人に対して保険金が支払われる仕組みです。

 保険は大きく、公的保険民間保険に分けることができます。前者には、会社員が加入する健康保険、自営業者やフリーランスなどが加入する国民健康保険などがあります。

 公的保険は基本的に、法律によって加入が義務付けられているもので、個人の都合で「入るかどうか」を決めることはできません。一方、今回扱う民間保険は、みんなで出し合ったお金を保険会社が運用することによって成り立っており、加入は任意です。

 20代の女性に身近な民間保険には、賃貸住宅に入居する際に加入を求められる火災保険、クレジットカードに付帯していることも多い海外旅行保険などが挙げられます。

 そして、特に気になるのは病気やケガのリスクに備える医療保険でしょう。たくさんの種類がありますが、自分に合う保険はどのように探したらいいのでしょうか。

<次ページからの内容>
・公的保険の保障内容
・20代独身女性に保険は必要?
・医療保険に入るときのチェックポイント