心地よく眠るためのオススメアクション

・スマホやパソコン、テレビなど、電子機器をオフにする
・明るい照明をオフにして、暖色系の照明に切り換える
・アロマやお香をたく
・歯磨きをする
・ストレッチやマッサージをする

 準備ができたら、あとはベッドに入って眠るだけ。これを毎日繰り返すと、パワーオフソングを聞いただけで、自動的に眠るための準備をはじめるようになり、スムーズに眠れるようになります。

 また、心配事や考え事が頭から離れず眠れないときは、スマホを見たりゲームをするのではなく、一度仕切り直すのが効果的。起きて、モヤモヤを紙に書き出してみましょう。やり方は、とっても簡単です。

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 まず、紙とペンを用意します。そして、気になっていること、不安、イライラ、モヤモヤを書き出していくのです。ポイントは、気になっていること全てを、書き出せるだけ書き出すこと。人に見せるものではないので、安心して思いつくままに書き出しましょう。

 気になることや心配事をひととおり書き出すだけでも、スッキリします。書き出すだけではスッキリしなかった場合は、解決策も考えてみます。ある程度スッキリしたら、もう一度パワーオフソングをかけて、心地よく眠るための準備をしてから、ベッドに入ります。

 それでも眠れない夜も、ときにはあるでしょう。そういうときは、開き直ってとことん起きているのもありです。オススメなのは、夜更かしタイムを「未来の自分のため」に使うこと。どうしても眠れない夜は、「だらだらする夜更かし」をやめて、部屋の片づけや模様替え、キッチンのシンク磨き、トイレ掃除、本を読む、手の込んだ料理をするなど、日頃、時間がなくてできないことをする「有意義な夜更かし」をしてみてください。

 誰にも邪魔されない「夜の時間」って、やっぱり魅力的。そして、爽やかに目覚めた後の「朝の時間」もパワフル。気分よく、心地よくすごせる時間が1分でも増えて、夜と朝の時間の上手な付き合い方をみつけるヒントになれば嬉しいです。

文/大平朝子 イラスト/三ツ木朗恵 菓子制作/尾崎悠子