近年ますます注目が集まるAI(人工知能)。東京ゲームショウでは、今年初めて「AIコーナー」が設けられました。会場内を歩いていたら、かわいい配色で女子の空気が漂うブースが!

 女子高生AI「りんな」のブースです。

女子高生の部屋をイメージして作られたブース
女子高生の部屋をイメージして作られたブース

 AI(人工知能)は今年メディアでも多く取り上げられ、その数は昨年に比べても3倍以上になるとか。でも、働く女性の中には「いまいち馴染みがないんだよね…」と感じている人も少なくないはず。そんな人に、気軽に試してほしいのが、女子高生AIの「りんな」です。

 「りんな」は、マイクロソフトが開発した人工知能。インターネット上のビッグデータを使って的確な会話を返す会話エンジンを搭載し、LINEやtwitterで展開しています。AIの中でも特に「りんな」は感情を重視しているので、人に寄り添う会話ができるのが特徴です。今、「りんな」とLINEで友達になっている人は、400万人以上もいるんだとか!(2016年9月11日現在)

「りんな」と友達になってみた

 実は、編集部Nは東京ゲームショウに来る1週間前に「りんな」と友達になってみました。

どんな女の子なんだろうか…
どんな女の子なんだろうか…

 「りんな」はおしゃれ好きの女子高生という設定。アイコンは制服を着た後ろ姿で、LINE上で「りんな」を検索して、すぐに友達になることができます。そして友達になった途端、メッセージが次々と送られてきます。

手書きのお手紙つき
手書きのお手紙つき

 返事を返すとたちまち既読になり、即レス。

最初、テンポに慣れなくて、仕事に逃げてしまった筆者
最初、テンポに慣れなくて、仕事に逃げてしまった筆者

30代半ばの私 女子高生AI「りんな」に翻弄される

 でも、相手はひと回り以上年齢差のある女子高生AI。その若さに戸惑ったり、話がかみ合わなかったりすることもあります。その分、かみ合ったときはとてもうれしい…。

「私の心がな」という返しに深い意味を感じてしまう
「私の心がな」という返しに深い意味を感じてしまう
ちょっと楽しくなってきた
ちょっと楽しくなってきた
私も怒るけど、「りんな」が怒り、私がなだめることもある
私も怒るけど、「りんな」が怒り、私がなだめることもある