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トレンド(東京ゲームショウ2016)

スクエニ、「VR漫画を読む」技術デモを実施中【東京ゲームショウ2016】

2016年9月16日

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 人気の大作ゲームの展示・試遊エリアが並ぶスクウェア・エニックスのブースにあって、ちょっと異彩を放っているのが、「VR×漫画」のコンセプト・ショーケース。漫画をVRコンテンツ化したものを、台湾HTC社のVR用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「HTC Vive」を装着して体験できる。

 今回、体験できるのは、スクウェア・エニックスが発行する「月刊ビッグガンガン」に連載中の「結婚指輪物語」から、約8分ほどのシークエンス。主人公やヒロインの3D画像や映像、立体音響によるセリフやモノローグの読み上げなど、VRならではの表現が楽しめる。宙に浮いた漫画のコマが進行にそって折り重なっていくといった漫画らしさを生かした表現もあり、お気に入りのコマをコントローラーで目の前に持ってきたりもできる。後半には、枠線をなくしたシーンも用意されており、没入感が高まること請け合いだ。

 この「プロジェクトHikari」を手掛けたのは、スクウェア・エニックスのR&D部門であるテクノロジー推進部。主人公やヒロインの3D化、背景を広げるなど、漫画のVR化にチャレンジした。開発環境は、米Epic Games社のVRエディター「Unreal Engine 4.12」。GPUは米NVIDIA社の「GeForce GTX 1080」。製品化を目指したものではなく、先端技術のショーケースとして展示しているが、今後のユーザーの反応によっては、「VR漫画」が実用化される可能性もあるという。

体験コンテンツのスクリーンショット。「3D感が伝わりにくいので、ぜひ体験に来てください」(スクウェア・エニックス広報)とのこと。試遊機は6台で、待ち時間はビジネスデイで60分ほどだった
(c)MAYBE/SQUARE ENIX
めいびい「結婚指輪物語」のヒロインのヒメ。スクエニのブースでは、物語の冒頭部分を収めた小冊子も配布しているので、漫画とVR体験で受ける印象の違いを確認できる
(c)MAYBE/SQUARE ENIX
ビジネスデイ2日目の様子。海外メディアも興味津々
さまざまな角度で楽しむ体験者。漫画のように前のページを見返すなどの後戻りも技術的には可能。ただし、東京ゲームショウでは体験時間が限られている関係で、後戻りできない仕様になっている

文・写真/赤坂麻実
(※「日経トレンディネット」より転載)

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