気を取り直して乙女ゲームを体験

 バイオハザード7の恐怖体験の後は、気を取り直して、カプコンがスマートフォン向けに展開している「囚われのパルマ」のコーナーへ移動。恋愛アドベンチャーゲームの試遊をしました。

 謎解き仕掛けの切ない恋愛ストーリーで構成されているゲームです。ゲーム情報を確認すると、「ジャンル:ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー」と書かれていて、「ん。ガラス越し?」と思わず二度見してしまいます。

着席すると、目の前に主人公が……! 「ガラス越し」ってこういうことか!
着席すると、目の前に主人公が……! 「ガラス越し」ってこういうことか!

 ゲームの主人公は、収容所に監禁されている記憶喪失の青年。プレイヤーは、この青年の記憶を引き出すミッションを課せられます。相談員として、青年に面会を申し込み、交流を続けていくうちに……何が起こるかはお楽しみなのですが、まあ、いろいろなことが起こるのです。

面会エピソードを試遊。主人公の息づかいにちょっとハラハラする……!
面会エピソードを試遊。主人公の息づかいにちょっとハラハラする……!

 あくまでも「ガラス越し」のコミュニケーションなのですが、それ以上の仕掛けがあるのが面白いところ。面会中、たまに近付いてくることがあり、ガラスをたたくことができるのです。

 試遊でドキッとしたのは、微熱なのでおでこをくっつけて熱を測ってもらうという場面。指でおでこをタップすると、「指じゃなくて」と言われてしまい、「え、おでこを画面に付ける!?」とつい、体が反応してしまいました。

おでこにタッチ! 疑似スキンシップ……!
おでこにタッチ! 疑似スキンシップ……!
おでこにタッチ! 疑似スキンシップ……!

 百聞は一見にしかず、ゲームの楽しさは実際に体験してみることで初めて実感することができます。暇つぶしのため、ストレス解消のため、ちょっとした達成感のため――ゲームの祭典に訪れて、新しい体験をしてみませんか。

文/鈴木陽子 写真/梶塚美帆