思わず悲鳴を上げる「デジタル肝試し」

 VR映像の中を動き回るのは若干慣れが必要かもしれません。最初は身のこなしにぎこちなさがあり、映像の動きと一緒に体も動いていて、そんな自分の姿を客観的に考えると我に返って笑ってしまいます。それだけバイオハザード7の世界に没入しているということに気が付きます。

 VR映像を見るには、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)を頭に取り付けます。目にかけるというより、頭に被るような設計。しっかり目を覆うと視界がガラリと変わり、異空間の中に飛び込んだ感覚になります。そのあとにヘッドフォンを取り付けて、準備完了。音も聞こえてきて、目の前に広がる立体空間と音とが重なって、臨場感が増します。

プレイステーションVRのHMD。どっしりした設計で、取り付けると頭部から目周りにかけてすっぽりと覆われるような感覚になります
プレイステーションVRのHMD。どっしりした設計で、取り付けると頭部から目周りにかけてすっぽりと覆われるような感覚になります
臆病なので、怖くて先に進めない……。「ぜひ先に進んでください!」と説明員のお姉さんに促される
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