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「ソロ活」できる人はコミュ障ではなく「コミュ強」だ

2018年10月31日

カップル主義だった米・ハーバードにも「ソロ活」の流れ

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ただ今、女たちはソロ活真っ最中なのである

 今、日経ウーマンオンラインで人気の、女が一人で楽しむ「ソロ活」特集。

 日経ウーマンオンライン読者のアンケートで、一人時間を楽しめる人はなんと9割以上。誰かと連れ立ってではなく一人の時間を楽しむために出掛けるソロ映画やソロ観劇に始まり、ソロランチ、ソロディナー、ソロジムやソロカラオケ、ソロフェス、ソロ旅にソロキャンプなど、かつては「おひとりさま」なんて呼ばれてなぜか若干の寂しさをにおわされた「ひとり◯◯」が、今やソロという粋(イキ)で軽妙な名前を得て、百花繚乱(りょうらん)です。

もう「おひとりさま」とは言いません。「ソロ」と呼んでください (C)PIXTA

 特集記事のなかには、「戸惑いと至福の『ソロ』アフタヌーンティー&BBQ」なる体験記もあり、会話のない一人アフタヌーンティーとワイワイしない一人バーベキューの臨場感あるルポに笑いをかみ殺し切れず、つい「ぐふ」と、口にしたそば焼酎のお湯割りを吹きそうになるのでした。

 そう、それを読む私も、出張先の地方都市の小ぎれいなおそば屋さんで、帰りの新幹線の時間までまさにソロ晩酌中のソロ酔い中。店内には、これから東京へ帰る前にちょっとリラックスして腹ごしらえ……という風情のサラリーマンや、私のようなソロ女性の姿も。みんなそれぞれに自分の時間をゆったりと楽しんでいます。

 若い頃から基本的に酒飲みの私は、ソロ飯、ソロ飲み、ソロ映画、ソロジムくらいなら日常茶飯事。だって、連れの趣味と合わせる必要がなくて、自分の好みだけを追求できるから、チョー気楽ではありませんか。連れがいたり、集団で参加したりする「◯◯会」は、それはそれで別の楽しみ方をするものだから、ソロ活は別腹。

 ソロ活は同行者の意向や意見を気にする必要がないので趣味全開、高々と掲げた「ワタシ基準」アンテナ感度MAXで、「ワタシ眼鏡」のガチ観察モードオン、情報や心身の栄養を「ワタシモーター&フィルター」オンリーでグイグイ吸い込んでいるイメージ。なんなら、その場で見聞きしたことを面白おかしくスマホにメモして、ついSNS投稿の準備をしちゃうダサさも含めて「ワタシ活(ソロ活)」。そんな私にとってはソロ活も取材活動の一環みたいなものです。

 ふと、思ったのです。そういえば一人の時間を楽しめるのは「女一人=寂しい」「女一人=普通じゃない」と決め付ける世の中ではなくなったからだよね、と。

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河崎 環
河崎 環(かわさき・たまき)
コラムニスト。1973年京都生まれ、神奈川県育ち。家族の転勤により桜蔭学園中高から大阪府立高へ転校。慶應義塾大学総合政策学部卒。欧州2カ国(スイス、英国ロンドン)での生活を経て帰国後、Webメディア、新聞雑誌、企業オウンドメディア、テレビ・ラジオなどで執筆・出演多数。多岐にわたる分野での記事・コラム執筆を続けている。子どもは20歳の長女、11歳の長男の2人。著書に「女子の生き様は顔に出る」(プレジデント社)
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