「あなたは何が得意ですか」と聞かれて、すぐに答えることができますか? そしてそれは、周囲の人も知っていることですか? 自分だけの中で「得意だ」と言っていても、実は全く意味がないのです。
職場は、毎日がオーディション
企業のマネジメント職に就いてみると、日々新しい仕事が押し寄せてくることに驚きます。幹部から次々に新たなミッションが降ってくるのです。
まさかマネジャー自身ですべてに対応するわけにいきませんから、部下の顔を思い浮かべながら、「この仕事を誰に任せようかな?」と考えます。
これは、まさに職場のオーディション! 新しいプロジェクトは、新しい舞台なのです。
その舞台に立つには、誰がふさわしいでしょうか?
主役には誰がいいか? 渋い脇役には誰を選ぶか? 出番は少ないけれど、重要な役に向いているのは誰か?
このように職場のボスは、毎日のように舞台に立つ役者を探してオーディションをしています。
この時、ボスの頭に浮かんだ人は、チャンスをつかんでスターになれるかもしれませんし、その反対に、抜てきされる機会を願っていても、いざというときに忘れられている人は、永遠に舞台に上がれません。
では、あなたがスターになるために、何が必要でしょうか?