【悩み4】

 スケジュール管理とノートを一緒にしたいのですが、使いやすいものってどれでしょうか。フリースペースが充実しているとうれしいです。

【答え】

 スタロジーの「エディターズシリーズ 365デイズノート」

写真左からA5ブルー・レッド
写真左からA5ブルー・レッド

 手帳感覚でノートを使いたい場合に最適なのは、スタロジーの「エディターズシリーズ 365デイズノート」です。ノートのページは全部で368ページあるため、1日1ページ使っても1年以上使うことができます。サイズはA6・B6・A5・B5の4サイズ。今回ご紹介するA5のカラー展開は、レッド・ブルー・イエロー・ブラックの4色で、値段は1800円(税抜)です。

180度開きます
180度開きます

 「エディターズシリーズ 365デイズノート」は、薄い紙を採用しているため、368ページとは思えない薄さが魅力。紙が薄いためかさばらず持ち運びにも便利です。また、どのページでも180度開くため、1年を通してどのページも書きやすいのが特徴です。

ケイ線は4mm方眼
ケイ線は4mm方眼

 中紙のケイ線は4mm方眼なので、メモや図を書くのに適しています。また各ページの上部に、日付・曜日・月が印刷されています。記載した日をマークするだけで、記入日の備忘録として使えます。また各ページに0~24までの数字が入っているので、時間軸としても使えます。

360度折り曲げて使うことも
360度折り曲げて使うことも

 表紙はソフトカバーなので360度折り曲げて使うこともできます。デスクワークだけではなく、移動先や取材のメモなどにも使える1冊です。

【悩み5】

 ライフログとしてノートを使いたいのに、なかなか続きません。フムフムハックさんもノートはライフログに使っているそうですが、実際に使っているノートを教えてください。

【答え】

 ミドリの「MDノート」

写真左から横ケイ・方眼ケイ・無ケイ
写真左から横ケイ・方眼ケイ・無ケイ

 今回ご紹介させていただいたノートはどれも愛用しているものですが、ライフログとしてノートを付けたいと思い、使い始めたのが「MDノート」です。「MDノート」は書き心地にこだわったとじノートで、表紙がないのが特徴です。表紙がないことで、シンプルで美しい無垢(むく)な素材の魅力を楽しめるだけでなく、表紙の素材により生じる凹凸感や、ガタツキを防いでくれます。

写真左から横ケイ・方眼ケイ・無ケイ
写真左から横ケイ・方眼ケイ・無ケイ

 「MDノート」のケイ線は横ケイ・方眼ケイ・無ケイの3種類あります。サイズは文庫・新書・A5・A4変形の4種類。個人では特にA5が使いやすく重宝しています。中でも好きなケイ線は方眼ケイ。他の方眼とは違い、昔の原稿用紙をイメージした独自のフォーマットを採用しているので、方眼に沿って文字を書くだけで、書いた文字が奇麗に見えます。A5の値段は各800円(税抜)です。

ライフログとして使っています
ライフログとして使っています

 約1年前からライフログとして愛用しており、気付いたことやメモなど気兼ねなく書いています。「MDノート」は、書き心地のよさが特徴です。ボールペンやサインペン・万年筆など、好きなペンを気分で変えて使っています。裏移りもほとんどなく、書いた文字の上に着色するなど自由に使えます。また、どのページも180度に開くので、高低差がなく書きやすいノートです。「MDノート」はオンラインショップ限定のものやイベント限定などバリエーションがあり、いろいろな種類を集めて使っています。他にもカバーやアクセサリーも充実しているので、自分らしく使うこともできます。

 ライフログ用のノートを使うなら、毎日開きたいと感じるポイントを見つけるのがおすすめです。こだわりがたくさん詰まったMDノートですが、私が使っている一番の理由は「素材感と書き心地」。表紙やデザイン、好きなペンとの相性など「ココが好き!」と思える、お気に入りの1冊を見つけるのも楽しいですよ。

文・写真/やまぐちまきこ(フムフムハック