成功への近道! 読者6人の実用的な「ノート術」
次に紹介するのは、仕事でノートを使っている女性たちのノート術。具体的な使用方法を取材で聞きました。
思考がきれいにまとまるアイデアノート(28歳、不動産、広報)
ノートの種類:A5で線が入ったもの
夫にもらったカバーに合わせたA5サイズのノートを使っています。真っ白だと書き出せないので、必ず線が入っているものを選びます。
私のノート術:惜しみなく大胆に使ってアイデアを出す
油性ボールペンで思い付いたことを次々に書き込んでいます。ノートは私にとって、考えをまとめられる場所。惜しみなく使うことで大胆かつ面白いアイデアが生まれ、企画書や提案書が上手にまとめられるようになりました。ノートは自分の考えをまとめるのに不可欠な存在です。
自己管理でミスが減ったノート(26歳、サービス、受付)
ノートの種類:B5のウイークリー付き手帳型ノート
DAIGOという文具メーカーのウイークリー付き手帳型ノート「MILL」を愛用しています。B5サイズなので持ち運びにも便利です。
私のノート術:「目標」や「反省」を書き出してミスをなくす
シールやマスキングテープを貼ってかわいくアレンジしています。1冊のノートに、スケジュール・毎月の目標・トレーニングや料理の記録・日記(その日にあった何気ないことや仕事の反省など)をまとめて書いています。目標や反省を書くことで仕事のミスが減りました。また、ウオーキング、ランニング、腹筋や腕などの筋トレ、ボクササイズ、ヨガなどのトレーニング内容の振り返りによって、体形を維持できるようにもなりました。
7つの資格取得に役立ったB5ノート(36歳、小売り、SE)
ノートの種類:2種類のシリーズノート
ナカバヤシのロジカルノートとコクヨのキャンパスノートを用途に合わせて使い分けています。仕事用、勉強用でシリーズを統一しているので、「パッと見」で仕事用のノートか勉強用のノートかを判別しやすく、その日の荷物の確認がスムーズ&クイックです。
私のノート術:仕事用と勉強用に分けて、貼る&手で書くで定着させる
仕事用と勉強用に分けています。
仕事用ノートに書いているのは、ミーティングの議事録、作業時の簡易的なチェックリスト、備忘録、使用頻度の高い情報の参照先。
議事録は、その時の感想も併せてメモしています。驚いたときは、「!」マークを付けたり、「すごい!」と吹き出しで書いたり。「ちょっと厳しい……」などと書くときもあります。自分が何を考えたのか、どう感じたのかを残しておくと、後から見返した時に会議中の気持ちを思い出すことができ、また、そのときに判断した背景や根拠をさかのぼって確認できます。
使用頻度の高い情報の参照先は、繰り返し使う事柄をストックしていて、パソコンで入力して、印刷したものをノートに貼っています。外出先でもすぐに参照できるので、作業効率がよくなりました。
勉強用ノートに書いているのは、テキストの要約や問題を解いた結果です。パソコンで書くよりも記憶に残りやすく、形にも残って達成感があります。テキストを読むだけでは内容が定着しないので、学んだ内容を自分の理解で再構成するために、ノートに書いています。ノートを活用した結果、FP3級など7つの資格試験に合格しました!