理想の男性と付き合える方法

リスペクトがないとハマる悪循環

 先ほど見たように、リスペクトがない状態では、次のような悪循環が生まれます。

《価値の低い若林と一緒に時間を過ごしても、あゆみさん自身が楽しくない。自分を正当に評価してくれないうえに不機嫌なあゆみさんといることは、若林も楽しくない。若林が楽しくないと、あゆみさんはますます楽しくない……。》

悪循環から抜け出すには

 このサイクルから抜け出すためには、まず、若林の魅力をきちんと認識して言語化する必要があります。

 これは難しいことではありません。そもそもあゆみさんは若林のことが好きなのですから、なぜ自分が彼のことが好きなのかを改めて思い起こせばいいのです。紙に書き出してみるのがいいかもしれません。

若林・バカリズム・ヒャダインの魅力とは

 そこで出てくる魅力が“見た目のかっこよさ”ではないであろうことは、理想のタイプとしてバカリズムやヒャダインの名前も挙げていることから明らかです。彼らに共通するのは、
・頭の回転が速くて面白い
・シニカルでちょっと意地悪いところがある
・文化的な香りがする
・何気に色気もある
といった魅力や能力でしょう。実際にはそれ以外の理由があるのかもしれませんが、ここで大切なのは、あゆみさんの中での絶対評価を自分自身が認めてあげることです。

 モテるとかモテないといった相対評価はあゆみさんと若林が1対1で向き合う現場では何の関係もない評価なので、ここでは無視しましょう。

 次のページでは、それを踏まえて具体的にどういったシチュエーションで若林と会えばよいかを提案します。