決断は具体的なアクションを伴う

 麻耶さんがハマり込んでいるのは、楽しくも苦しい“可能性”という名のワナでした。そこから抜け出すには、痛みを覚悟で“決断”という行動を取るしかない。それをしないと、いつまでもタラレバの亡霊に悩まされることになる──。それが桃山商事としての回答です。

 ここまで来れば、あとは行動に移るのみです。決断には具体的なアクションが伴います。例えばYさんをキッパリ諦めるためには、「連絡先を消す」「他の男性と付き合うことになったと伝える」などのアクションが考えられます。

 Kくんを振る場合は、「他に好きな人がいる」と告げるのがいいのではないかと思います。それが自分にとっても相手にとっても一番納得する理由だと思うので。

 そして、そのうえでYさんにトライし続けるとしたら、これはもう片思いの問題になるので、最終的に「付き合ってください」とイエスorノーの要求を突きつけるしかありません。ただし、その確率を上げるための方法はあるので、以前ご紹介した「告白の成功確率を上げる方法──99%つき合える“チェックメイト”的告白とは?」なども参考にしてみてください。

 決断という経験は、麻耶さんの今後にも絶対に役立つと思います。ぜひ自分なりに考え抜いて決断してみてください!

回答/清田代表&森田専務 文/清田代表

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