夏の1時間の通勤で「汗じみ」レベルのワキ汗をかく人は約5割
ライオンによる女性のワキ汗実態調査によると、夏(最高気温32.6℃・最低気温25.1℃)に1時間弱の通勤(電車30分、徒歩25分)でかくワキ汗の量を測定したところ、約半数の人が0.4g以上の汗をかきました。0.4gというのは、ちょうど服の外側から汗じみが目立つくらいの量だそうです。
ワキ汗の量は個人差が大きく、この調査でも発汗量の多い人は1.2g以上、少ない人では0.2g未満でしたが、約半数もの女性が、洋服の上から分かるくらいのワキ汗をかいているということが分かりました。
満員電車での通勤は、ワキ汗の危険シチュエーションだったんですね。
日常生活のワキ汗危険行動とは?
ライオンでは、さまざまな気象条件下でさまざまな行動を取ったときのワキ汗の量を測定し、汗じみ危険度を判定しました。
→ 真冬に外でバスを待つ
→ 夏にエアコンの利いたデパートでショッピング
レベル2…ワキを上げると汗じみが見える
→ 夏にエアコンの利いた部屋で1時間の会議
→ 冬に厚着で駅まで早歩き15分
レベル3…服の色によってはワキ汗じみが目立つ
→ 真夏の満員電車(エアコンあり)で30分
→ 秋口にガスを使った調理1時間
レベル4…どんな色の服でもワキ汗じみがしっかり目立つ
→ 真夏にエアコンなしでラーメンや鍋を食べる(1時間)
→ 冬、厚着で満員電車に30分
レベル5…ワキ汗がっつり。ワキ以外にも汗じみができる
→ 真夏に駅まで早歩き15分
→ 秋の登山2時間
このように、日常生活の中には、季節を問わず、ワキ汗が出るシチュエーションが潜んでいたのです。