うぬぼれていたり自慢してくる人に対して、あまり良い気はしませんよね。どうすれば自分のうぬぼれ加減に気が付くことができるのでしょうか? それには、二つのチェックポイントがあるのです。

バーナムと愉快な仲間たち  (C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 映画カタリストのゆうせいです。

 仕事で大きな成果を出したり、出世したり、いわゆる成功を手にしたとき、うれしい気持ちになるのは当然です。自慢したくなりますし、たくさんの人に知ってほしい、自分を認めてほしいと思うもの。

 しかしそんな慢心も、度が過ぎるとただのうぬぼれであり、調子に乗っていると判断されマイナス評価になってしまいます。

 本日紹介する「グレイテスト・ショーマン」は、夢をかなえるための行動力の素晴らしさと、調子に乗り増長してしまう人間の弱さと危険性を教えてくれる作品です。

【ストーリー】
妻と2人の娘を幸せにすることを願うバーナムは、オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も見たことがない華やかなショーを思いつく。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王に謁見。そこで出会った奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと共にアメリカに戻り、全米を魅了するショーを繰り広げ、名士の仲間入りを果たす。だが、彼の行く手には、これまで築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた。

成功を手にすることで目的を見失っていないか

一体何枚のシーツを使ってるんです?  (C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 本作の主人公・バーナムは、貧しい家庭で育ったこともあり、裕福な暮らしに強い憧れを持っています。その憧れを糧にし、妻と子どもを幸せにするための努力は惜しまない男です。

 次々と新しいことに挑戦していく姿を見ていると、自分も今の会社、チームでまだまだやれること、提案できること、挑戦できることがあるのではと勇気をもらえるほど。

 しかしそんなバーナムも、目的と手段を取り違え、当初の目的を見失ってしまいそうになります。成功を手にすることで、もっと成功したい、さらに大きなことを成し遂げたいと、自己実現欲求に溺れてしまうのです。

 本来であれば、妻と子どもを幸せにすることが目的だったはずが、自分の価値をもっと高めたい、もっとすごい自分になりたいと思ってしまう。もちろん向上心があるのは良いこと。でもそれは当初の目的を犠牲にしてまでかなえるべきことでしょうか?