信頼度UP! イメージUP! 字で得したこと
メールのやり取りが多い暮らしの中でも、祝儀袋、お礼状、書類など、手書きを必要とするシーンもあります。どんなときに美文字が活躍するのでしょうか。
◆「美文字でよかった」と思う瞬間
「履歴書やカルテを書くときに、読みやすいと褒められることがありプラスになりました」(40歳、専業主婦)
「会議でホワイトボードに字を書くとき、『きれい』と言われることがよくあります」(30歳、営業)
「面接時に履歴書の字を褒められたり、会社で手書きの書類を任されたりするので、読みやすい字を書けていると思っていますし、いつも丁寧に書くよう心掛けています」(40歳、パート)
「会社で宛名など手書きで何か書かないといけないとき、『きれいな文字が書けてよかった』と思います(自分の文字が会社の顔になってしまうので)」(32歳、建設・一般事務)
「社長から弔辞を任されました。誤字脱字が許されず、きれいな字を保てばならないこの弔辞……。緊張と不安が張り詰めましたが、一文字も間違えずに書き終えました。このときの達成感は何にも代え難いものでした。このように突然の依頼にも迅速に躊躇なく対応できるよう、今後もさらに飛躍したいです」(39歳、製造・一般事務)
◆得したことってどんなこと?
「ちょっとした用事で、付箋に要件を書いて同僚に渡すときなども、きれいな字で書くように心がけることで、イメージアップにつながりました! 今となっては、外部へ出す書類などの記入を任されるほどになっています。万年筆が一番きれいな字が書ける気がします」(31歳、金融・カスタマーサービス)
「学生の頃は、友達からプールをサボりたいからということで欠席用紙に『親のふりして見学理由を書いて!』とよく頼まれていました(笑)。 成人してからは履歴書や年賀状、義母に手紙を書くときなど、『今どきの子っぽくない綺麗な字だね』とよく褒められます」(33歳、金融・受付)
「字を書くこと」がコンプレックスになっている人も
一方、手書きの文字にコンプレックスを持っている人が大半という現状。様々なシーンで美文字の必要性を感じているようです。
◆「美文字になりたーい!」と叫びたくなる瞬間
「思いがけず秘書に異動してしまい、手書きのメモなどが恥ずかしい」(36歳、教育・秘書)
「会社を代表して出席する講演会などで記帳するとき、字が汚くて申し訳ない気分になります」(30歳、商社・営業)
「自分で書いたはがきや手紙を見てため息……。美文字を習ってみたいです」(45歳、サービス・一般事務)
「結婚式に出席するとき、ご祝儀袋や出席者名簿に記入するのが憂鬱です。筆ペン講座を受けようかずっと悩んでいます」(29歳、製造・技術職)
「会社で電話応対メモを書くときに、もう少しきれいだったら……と落ち込みます」(26歳、製造・マーケティング)
「30代になり、大人な美しい字が書けるようになりたいと思った」(30歳、接客業)
「子ども達が入園して記名等で文字を書く事が増えてきたので、ペン字講座を習おうか悩み中……。字が下手だと恥ずかしいですね~」(31歳、パート・接客)
「ちょっと付箋にお礼を書きたいときも、字をきれいに書ければもっときちんとした人だと思われるのになぁと思ってしまいます」(30歳、製造・一般事務)
◆汚文字で損したことは?
「走り書きが自分でも読めなくて困ることが多々あります。美文字をささっと書ける人になりたいです」(21歳、教育・会社役員)
「字が汚くとても恥ずかしいです。子どもの頃、テストで答えは合っているのに、字が汚いため先生からよく△で点数をつけられました」(42歳、パート)
◆こんなシーンで恥をかいたことも……
「以前友人の結婚式に出席した際、ご祝儀袋の表書きはお手本をスマホ画面の光で透かしてなぞり書きをして美文字に見せ掛けましたが、当日受付で記名することを忘れていた為、あまりの文字の違いに恥ずかしい思いをしました」(26歳、商社・経理)
「『字は下手なので……』と言ったら、『ホントだ! ルックスと文字のイメージが全然違うね!』と言われた。見た目は褒められたけど、文字をけなされて複雑な気持ちに……」(38歳、IT)
「手帳を隣の席に置き忘れ『これ誰のでしょう』と後輩が開くと、可愛くない字だとつぶやかれてショックでした」(32歳、製造・企画)
「男友達のご両親に『この子は男か?』と言われた」(33歳・金融専門職)
「電話の伝言メモの文字について、聞き返されたことがあります」(38歳、製造・総務)