明日もきれいなお肌のために。就寝前の美肌習慣

 さらに、艶やかな美肌を保つために重要なのは、なんといってもクレンジング後のケア。

 「メイクを落とした後は、大量の化粧水を肌に浸透させています。通常、化粧水1回分の使用量は500円玉大などとされていますが、その4~5倍量を手に取ってバシャバシャとなじませます。しかもそれを3回ほど繰り返すので、化粧水の消費量はかなり多いですよ」と話すのは、上松さん。

 使用する化粧水に求めるのは、質より量。とにかくたくさん使うので、リーズナブルなものを選ぶそうです。

 「化粧水を十分に浸透させた後は、保湿クリームを塗布します。これは適量でOK。手のひらでなじませて人肌に温めた後、優しく塗って仕上げます」(上松さん)。

「乾燥にさらされた肌を、たっぷりの化粧水でいたわるのが私流のスキンケアです」(上松さん)
「乾燥にさらされた肌を、たっぷりの化粧水でいたわるのが私流のスキンケアです」(上松さん)

 「どんなに疲れていても、メイクを落とさずに眠ることはありません。そのままベッドに倒れ込みたいような日には、CA同士で『頑張ってメイクを落とそう』と声を掛け合っているんですよ」と大屋さん。

 メイク落としが重要なのは、もはや周知の事実。しかしCAさんたちにおいては、メイク落としを完遂するまでの気合いがどうやら桁違いのようです。

 また、特に疲れている日のために、ショートカットバージョンのスキンケア法も。

 大屋さんは、「メイク落としの後、化粧水と保湿クリームは省いて、ニベアの青缶(ニベアクリーム)をたっぷりと塗り込みます。最低でもこれだけやっておけば、肌の乾燥が抑えられ、翌日の肌の調子がいいんです」と話します。

 こういった地道な努力をコツコツと続けていくことで、結果が変わってくるのでしょう。クタクタになって帰宅した日は、ベッドに倒れ込む前にまず洗面所へ足を向けましょう。