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草刈民代「惰性で生きるよりも自分が納得できる道を」(2/3)

2018年6月22日

「自分らしさ」を追い求めながらキャリアを築くヒント

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映画監督との結婚で得た新しい視点とは…?

 バレリーナとして世界中で公演を行っていた草刈さんが、30歳で初めてお芝居に挑戦したのが映画「Shall we ダンス?」でした。そこで出会った映画監督の周防正行さんと結婚し、まさに映画出演は草刈さんにとって大きな人生の転機となりました。それにしても、8歳からバレエ一筋で生きてきた草刈さんが、どうして映画出演の依頼に首を縦に振ったのでしょうか。

映画出演の依頼を受けた理由とは?

 「バレエ団や宝塚歌劇団などで踊れる人を探していて、監督やスタッフの方々が私と会ってその場で決まってしまいました。それまでもドラマや映画の話は来ていたけれど、当時はバレエ以外はやるつもりがなかったんです。でも、バレエの先生や両親の強いすすめで台本を読んでみて、気持ちが動きました。ストーリーもよくできているし、監督の取材力にも感動して『ここまでのものを作るならぜひやりたい』と思いました」

 今年2月に久しぶりに大きなスクリーンでこの映画を鑑賞したという草刈さん。「今見るとぶっきらぼうで、『何この人?』みたいなお芝居ですが(笑)、その中でパッと踊り始めると『ほぉ』と自分でも目を引くところがありました。それがかえってよかったのかも」と笑いながら話してくれました。

 「映画公開の2カ月後に周防監督と結婚されましたが、どんなところに引かれたんですか?」という質問には、こんな答えが。

 「彼は自分で脚本を書いて監督もするから、曖昧なところが一つもないんです。それがすごいなと感じたし、現場で一緒に仕事をすることで自然と信頼関係が生まれ、それが発展して結婚に至りました。30歳で彼と結婚したことは、私のその後のキャリアにも大きな影響を及ぼしました。当時の私は表現のプロを目指していましたが、映画監督と常に一緒にいることで、俯瞰(ふかん)的な視点が生まれたんです。バレエ作品で主役を演じるときでも、主役の立ち位置、主役の役割などを考えられるようになりました」

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