妊活中から気をつけたい「歯周病」の対策とは?

 そして今回の講演では、妊活する人が知っておいてほしい情報として、「第一三共ヘルスケア」の西原良介さんが妊娠前に「歯周病」を予防しておくことの大切さを紹介してくれました。

第一三共ヘルスケアの西原良介さん
第一三共ヘルスケアの西原良介さん

 「一般的には、歯周病は年配の男性の病気と思われがちですが、実は男性よりも女性のほうが多いといわれています。というのも、女性ホルモンは歯周病菌を増やすといわれていて、特に妊婦さんは、女性ホルモンが大量に分泌されていることに加え、つわりで歯を磨くのがつらくなることもあって、歯周病になりやすい傾向があります」(西原さん)

 また妊娠中の歯周病は、早産のリスクを高める可能性があることも研究で指摘されています。なぜ歯周病が早産につながる可能性があるのかは諸説あるそうですが、妊娠してから歯周病の治療を受けるよりも、妊娠する前にしっかりと歯周病ケアをしておくことが妊活準備の一つといえます。

 「歯周病は知らず知らずのうちに進んでいく病気なので、歯医者さんでの定期的な検診と、『クリーンデンタルL トータルケア』を使った口腔ケアで、健康的な口内を維持しましょう」(西原さん)

 「クリーンデンタルL トータルケア」は、10種類の薬用成分と、口の中の菌を殺菌して炎症を抑える成分を配合した、歯周病のトータルケアに特化した歯磨き粉。ホームページからは「歯周病チェック」もできるので、気になる人は確認してみて。

文/青野梢 写真/稲垣純也