嶋田ちあきさんのスペシャル時短メイク(2)
(4)アイシャドウ
アイシャドウといえば、主流はブラウン。しかし嶋田さんが取り出したのはブラウンではなく、ピンク系のベージュでした。
「ブラウンは無難でナチュラルというイメージがありますが、使い方によってはくすみを生み出してしまいます。でもピンク系のベージュなら大丈夫。温かみがあり女性らしく仕上がりますよ。さらにキラキラ感のあるアイシャドウなら立体的に仕上がり、ピュアな雰囲気を醸し出せます」(嶋田さん)
ピンク系はまぶたが腫れぼったくなってしまいそう、という人は、アイホールだけ塗るのがおすすめだそう。一色使いなら、今年のトレンド感も演出できます。
「嶋田さんのように、薬指だけでアイシャドウを塗ると時短にもなりますね。いろんな筆を使って丁寧にメイクをする方法もありますが、限られた時間でメイクをするときは指のほうがスムーズにできそうです」(麻生さん)
(5)アイライン
続いて教わったのは、アイラインの引き方。マスカラを塗る前にまつ毛の根元に黒を入れることで、まつ毛が密集して見えるそうです。
「自分でアイラインを引くとき、目を閉じずにうっすら開けていますよね。でもそうすると、一番端がどこなのか分からなくなってしまう人が多いんです。だから書き切る前に正面を向いて鏡を見てください。その状態で、最後は横にすっと出す。自分の目より3ミリ~5ミリ内側から引くのがベストです。これで目の幅が広がり、高さのある目に見えますよ」(嶋田さん)
(6)マスカラ
麻生編集長が「本日のメインイベント」と話したマスカラは、「オトナ・ピュア」を完成させるために欠かせないメイク。今回は、ウォータープルーフタイプのマスカラでまつ毛一本一本の太さを出した後、ウォッシャブルタイプのマスカラで長さを強調しました。
「マスカラは付け方が大切です。まつ毛の根元に付けて小さくゆすり、さっと上に上げてください。上げるスピードが速いほどダマになりにくいんですよ。女性の帽子に付いている華やかな鳥の羽根を意識して、羽根のようにふわっと軽く仕上げましょう」(嶋田さん)