今の朝食にプラスアルファの工夫を

 最後は、フードディレクターの川上ミホさんが、「働く女子のためのキレイになる朝食習慣」と題して、具体的な朝食レシピとコツを紹介しました。

川上さんは朝食レシピを紹介
川上さんは朝食レシピを紹介

 川上さんは、朝食には「バランス」「手軽さ」「気分が上がるひと工夫」が大切ではないかと問いかけ、朝食の定番をアップグレードすることを提案。今の朝食に何かをプラスアルファしたり、市販品を賢く使ったりすることで、余計な手間を省きながらもバランスのよい朝食を作れるといいます。

 最初に紹介されたのはサラダ。「海老とパクチーのサラダ」はゆでるだけで作れるそうです。

 「お湯を沸かして春雨をゆで、そこに海老を入れます。ゆで上がったら、刻んだきゅうりと一緒に、『日清オリーブ香るスムージードレッシング キャロット&オレンジ』とごま油であえます。エスニックな味わいになるので、これはぜひお試しいただきたいと思います。パクチーの香りで、気分をリフレッシュすることもできます」(川上さん)

 続いて、朝食の定番をアップグレードしてくれるスープを紹介。「とうもろこしのポタージュスープ」は、「『冷え知らず』さんの生姜野菜コンソメスープ」をコーン缶と牛乳に混ぜ、焼いた食パンをちぎり入れて黒こしょうを削りかけたもの。温めても食べることができるそうです。

 主食としては、アボカドトーストがおなかにしっかりたまるとのこと。

 「アボカドをバターの代わりに塗って、パクチーを散らし、『日清オリーブ香るスムージードレッシング チーズ&グリーン野菜』をかけています。温泉卵をのせたり、前日にゆでた鶏の胸肉を割いて加えたりするのもグッド。見た感じでも幸せになるので、おすすめです」(川上さん)

 寝坊したときには、乾物を利用した「あおさスープ」がおすすめだそう。乾燥のアオサと乾燥のネギ、麸を冷え知らずさんの鶏だしスープに入れるだけのレシピです。乾物を利用するため、会社のデスクにストックしておくと便利とのこと。

 講演の締めくくりには、当日配布された「朝ごはんセット」のメニューである、「夏野菜のゼリー寄せ」と「エッグスラット」のレシピも紹介しました。

夏野菜のゼリー寄せ(左)とエッグスラット(右)
夏野菜のゼリー寄せ(左)とエッグスラット(右)

 「夏野菜のゼリー寄せ」は、「『冷え知らず』さんの生姜鶏だしスープ」を熱湯で溶いたところに粉ゼラチンを加え、前日の夕飯で残ったサラダに注いで固めるだけ。「エッグスラット」も、前日にじゃがいものマッシュを作り、耐熱容器に入れておけば、朝は卵を割り入れて湯煎にかけ、仕上げに「日清オリーブ香るスムージードレッシング キャロット&オレンジ」をかければよいとのこと。

 明日からでも実践できそうなレシピで、細かにメモを取っていた来場者も見受けられました。

文/飯田樹 写真/辺見真也