遠近両用コンタクトレンズを使えば、周囲にも分からない
セッションは「疲れ目」から避けては通れない「老眼」にまで話が及びました。目がしょぼしょぼしたり、手元が見えにくかったり……アラフォー女性ともなると、老眼の症状にドキッとしたことがあるのではないでしょうか。
老眼は40代から急増しますが、セルフチェックとしては
・目の奥が痛くなる
・朝は調子が良いが、夕方になると目の状態が悪くなる
・レストランなどで細かいメニューの字などが読めなくなる
これらに思い当たる人は老眼の可能性が。このセルフチェックを見て、飯島さんは「私もレストランでメニューが読めないときがあって……そんなときはメニューをパタッと閉じて『今日のお任せをお願いします』といって、ごまかしていたのですが、老眼なんですね」と告白。さらに「“老眼”ってネーミングが悪いから、受け入れがたいですよね。もっと“キャンディー”とかかわいい名前だったら、みんな言いやすいのに」と言うと、会場には笑いが広がりました。
老眼の症状を自覚しつつ、特に対処していない人もいるかもしれませんが、仕事の効率は下がるし、日常生活が不便になります。
「老眼鏡に抵抗がある場合は、遠近両用コンタクトレンズを使うと周囲の目も気になりません。今は若い人向けのタイプもありますし、気になる場合は、まずは眼科を受診してくださいね」(東原さん)
飯島さんもSEEDのイメージキャラクターを務めることになったのを機に、眼科で検査を受けたそうです。
「そうしたら、実は近くも遠くもよく見えていなかったんですね。今は遠近両用コンタクトレンズをしていますが、“ピントが合うと世の中がこんなにキレイに見えるんだ!”と感動しています。台本を読むときでも老眼鏡のようにかけたり、はずしたりといった煩わしさがなくて、快適ですよ」
この日のテーマは紫外線、ドライアイ、疲れ目、老眼でしたが、目の病気には40代から増える緑内障などもあります。日ごろは酷使するばかりで、いたわることの少ない目。体の健康診断だけではなく、目の定期検診も習慣づけたいものです。
文/三浦香代子 写真/竹井俊晴、辺見真也