ベースが整ったら眉メイク

(1)アイブロウ:旬の太眉はポイントを押さえて直線的に

 ちょっと間違うだけで古臭く見えたりと、顔の印象をガラリと変える重要パーツ「眉」は、引き続き太眉がトレンド! 直線的で自然な形をベースにしながらも、少し下がった眉が今の旬です。

 「眉を太く描くときのポイントは、眉頭の上、そして眉中央の下の、毛が少ない部分を描いてあげると簡単に直線的な眉にできます。ある程度しっかり描いたらブラシでなじませて、輪郭が強過ぎないかをチェックしてください。眉山は、顔の正面を向いたときに一番出っ張っている頬と眉毛を結んだ位置に作ります。こういう理論を知っておくと、小顔効果もある立体的なメイクができます」(嶋田さん)

直線的で自然な形、かつ少し下がり気味の眉の形が今の旬です
直線的で自然な形、かつ少し下がり気味の眉の形が今の旬です

(2)アイシャドウ:今夏はあまり凝らなくてOK

 目元にニュアンスを加えるアイシャドウですが、今夏はあまり塗らなくても旬顔になれる、と嶋田さん。

 「ナチュラルがテーマなので、今日はブロンズカラーをチョイス。まぶたのアイホールに光沢だけを乗せるイメージで置いてください。ちなみに、眉下はホワイトのシャドウでピカピカにし過ぎると古臭く見えるので、抑え気味のベージュカラーを乗せましょう」(嶋田さん)

アイホールに光沢ブロンズを乗せていきます
アイホールに光沢ブロンズを乗せていきます

(3)アイライン&マスカラ:ポイント使いで力強さを

 次は、力強く印象的な目元を作るためのアイライン。嶋田さんは「若い方はマスカラ、50代の方はアイラインが目力づくりのポイント。要は、目のフレームをどう作るかが大事なんです」と教えてくれます。

 「アイラインは、よりナチュラルに見せるブラウンがトレンド。今日はクリームタイプを使います。上まぶたの3分の1程度、目尻の方にちょっとラインを入れるだけでOK。ラインを引いたら、白っぽいベージュのシャドウを目の下に少しだけ入れます」(嶋田さん)

目尻のほうにちょっとブラウンのラインを入れていきます
目尻のほうにちょっとブラウンのラインを入れていきます

 マスカラは、ブラシを細かくゆすって、根元にたっぷり付くように。そうするとまつ毛の根元の密度が上がって見えるので、アイラインを引いたような効果があるそうです。 これで、キュッと引き締まった印象的な目元が完成しました!