5月21日(土)と22日(日)東京ミッドタウン(東京・港区)で行われた「WOMAN EXPO TOKYO 2016」にて、5月22日(日)に「インテリアからつくるいまどきの住まいづくり」が開催されました。
「WOMAN EXPO TOKYO 2016」のホール会場内に作られたオープンステージでは、子供のための住環境や収納、食空間など、生活に密着した分野の研究をしている積水ハウス 総合住宅研究所の河崎由美子さんが登壇。実際のインテリアの写真を提示しながら、インテリアからつくるイマドキの住まいづくりについて解説してくれました。
アラサー世代に人気の住まいづくり
「自分らしさの表現が上手で、家族の時間や友達も大事にし、共に働く意識がすごく強い」。
そんなアラサー世代のインテリアの志向として「あまり使わないものは処分」「自分の好きなものに囲まれたい」「赤や緑などの色をアクセントに使う」などの特徴があるそうです。
「リビングを作るからといって、あえてソファーを置かずに床座スタイルを選択したり、カウンターキッチンの前に座の空間を作るなど、子供をいつも見ていられる空間づくりも意識されています。広くしておく方がたくさんの人も呼べるし、子供とも遊べます」。
部屋を壁で区切るのではなく、ワンルームの空間をゆるく仕切ることで、程よい距離感と自分の居場所を作れる、と河崎さんはアドバイスしました。