一人旅OK、友だちと現地集合もおすすめ

タイの魅力が存分に語られます
タイの魅力が存分に語られます

 藤村さんによると、タイ観光での人気の6都市は、中央部のバンコク、アユタヤ、パタヤに、北部のチェンマイ、南部のサムイ、プーケット。首都であるバンコクからほかの観光地に大体1時間~1時間半程度で足を延ばせるのが特徴だそう。

藤村さん:「バンコクに行ったら王宮とお寺は必見です。パタヤはバンコクから行ける陸続きのビーチリゾートです。バンコクからアユタヤまではロットゥー(乗り合いのミニバス)で行くと1時間くらい。そしてチェンマイ、プーケット島、サムイ島へも飛行機で大体1時間くらいで移動できます」

 バンコク好きで、「ゾウ使いになりたい」という夢をもつ神谷さんは、チェンマイにはまりつつあるそう。

神谷さん:「バンコクはショッピングにマッサージと何でもあって、毎回ほかの都市までなかなか足を延ばせなかったのですが、この一年でチェンマイののんびりした雰囲気にはまってしまいました。ゾウのテーマパークもあるんです。3月には一人旅で4泊してきました」

藤村さん:「チェンマイに一人旅で行く方は多いですね。友だちと現地集合するのもアリですし」

神谷さん:「治安が良いんですよね。たとえば4時間6~7000円くらいでマッサージを受けられるので、ごはんを食べて、昼過ぎからマッサージして、また夕ご飯食べて、と一人でもすごく満喫できるんです。最高です」

ホテルの選択は重要。日本でできないような贅沢も

 タイで滞在するホテルの選択は、とても重要だそう。観光大国のタイには、サービスアパートメントから、おしゃれなデザインホテル、ヒルトンなどの外資系ホテルまで、いろいろなタイプのホテルがあります。タイでは同レベルのホテルなら日本より格安で泊まれるのが魅力。

神谷さん:「高級なホテルでも手の届く価格で泊まれて、日本ではありえない贅沢ができるというのは女子旅にオススメできる点です。タイ人のスタッフはおもてなし上手なので、ホテルでは本当にリラックスできます」

藤村さん:「ちょっと贅沢な滞在を楽しむなら、スイートルームに泊まる手があります。複数のベッドルームにリビングがあって広いので、2、3人で泊まればさらにお得です」

 日本のホテルではベッドの間にスーツケースを広げたらもういっぱい…という部屋も多いですが、タイでは広い部屋でのんびり過ごしてみたいですね。また、バンコクでは高層階のバーなどから見られる夜景がきれいで有名なんだとか。ロマンチックな夜を過ごせそうです。

 ちなみに、神谷さんのお気に入りの宿は、バンコクのメトロポリタンホテル(Metropolitan by COMO, Bangkok)。部屋にはなんと、瞑想のための椅子があるそうです。また、レストランマガジンが主宰する「アジアのベストレストラン」で2014年の第1位に輝いた レストラン「Nahm(ナーム)」が入っています。アジアNo.1のレストラン、気になります。

本場のタイ料理、食べるだけでなく習ってみよう

藤村さん:「タイ料理は今、世界でもトップレベルで人気がある料理の一つと言われています。先日、東京の代々木公園で開催されたタイ・フェスティバルにも、2日間で30万人以上もの来場者がありました。タイ料理で日本人になじみやすいのはカオパット(焼き飯)かな。トムヤムクン、サラダ、麺類も。

 ホテルなどではタイ文化を体験できる各種アクティビティが開催されているのですが、ぜひ体験していただきたいのは、タイ料理を実際に作って食べる料理教室。クラスによっては、マーケット(市場)に食材を買いに行くところからスタート。最後に修了書をもらえます」

神谷さん:「私は料理が苦手なので、ムエタイ教室に行ってみたいです」

 本場で習ったことは、日本に帰国してからも忘れずに生活で活かせそうです。