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価値あるものの生み出し方―ニーズを知る近道とは

2016年7月15日

多くの人が共感してくれるところからビジネスが始まる

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起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

人が求めているものを知るために

あなたの求めるもの=ニーズは何……? (C)PIXTA

 前回「あなたの仕事の社会的意味を伝える方法&その効果」に引き続き、仕事で社会に影響を与える方法についてお話します。

 社会に影響を与えるということは、自分たちのモノやサービスの価値をできるだけ多くの人々にわかってもらうことです。それでは、多くの人々にとって価値あるモノやサービスを生み出すには、どうすればいいでしょうか。

 多くのビジネスは、隙間を掘り下げてみたときに、「なかったね、こんなの」というモノやサービスを見つけることが出発点となります。ただし「なかったね、こんなの」で留まってしまっては意味がない。「なかったね、こんなの。でも欲しかったね」と多くの人が共感してくれるところからビジネスが始まるのです。

 どんなビジネスを始めるときでも同じです。社会が、人々が、今までになかったけれど実は求めているものを知れば、それがビジネスになり得るということです。

 人々が求めているものを知る一番の近道は、たくさんの人を知っていることだと私は思っています。といっても、実際に何人の人と知り合いか、どれほどの人脈があるのか、といった単純な意味ではありません。日本で、あるいは世界で、どんな人たちがいて、どのような動きをしているのか。その人たちがどんな現象を起こしているのかを知ることです。

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Profile
奥田浩美
奥田浩美(おくだ・ひろみ)
インド国立ボンベイ大学(現州立ムンバイ大学)大学院社会福祉課程修了後、1989年に国際会議の企画運営会社に入社。1991年、ITに特化したイベントサポート事業を設立。2001年にウィズグループ、2013年にたからのやまを設立。2014年より、情報処理推進機構(IPA)の未踏IT人材発掘・育成事業の審査委員を務め、若い世代の新たなチャレンジを支援している。これまでに携わったITイベントの数は300以上。数億円規模のイベントをいくつも成功に導いている。著書に『会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく』(日経BP社)、『人生は見切り発車でうまくいく』(総合法令出版)、『ワクワクすることだけ、やればいい!』(PHP研究所)がある。
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