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あなたの仕事、年収分の価値はありますか?

2016年6月21日

自分の仕事は何の役に立ち、どのくらいの期間で循環しているのか

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起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

人・お金・時代に対する感覚を持つ

 ビジネスに欠かせない三大要素は、人、お金、時代だと私は思っています。先ほどの事業戦略は、ひとまず自分の部署なりチームなりにいる人に焦点をあてて立てたわけですが、お金のとらえ方も同じくらい大事です。

 会社員が会社の仕事をするのに必要なお金は、会社が出すのが普通です。

 このお金を使う側が、「会社の財産をうまく使おう」という意識を持たないと、出してもらうのが当たり前になってしまいます。出してもらって当たり前のお金を使うのに、コスト意識も持てなければ、商品やサービスを売ろうという努力もできません。たとえ会社から出してもらうお金であっても、自分の仕事に対して出資者感覚を持っていることが必要です。

 これは、顧客に直接商品やサービスを売っている営業部門に限ったことではありません。顧客と直接には関わることのない研究部門や管理部門であっても同じです。

 営業部門であれば、自分たちがいくらお金を使い、いくらの売上が立って、差し引きいくらの収益が上がったのかという計算を簡単にできます。ところが研究部門や管理部門だとそうはいきません。

 それでも、自分たちのやっていることが何の役に立ち、どのくらいの期間でどう循環しているか、イメージすることはできます。

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Profile
奥田浩美
奥田浩美(おくだ・ひろみ)
インド国立ボンベイ大学(現州立ムンバイ大学)大学院社会福祉課程修了後、1989年に国際会議の企画運営会社に入社。1991年、ITに特化したイベントサポート事業を設立。2001年にウィズグループ、2013年にたからのやまを設立。2014年より、情報処理推進機構(IPA)の未踏IT人材発掘・育成事業の審査委員を務め、若い世代の新たなチャレンジを支援している。これまでに携わったITイベントの数は300以上。数億円規模のイベントをいくつも成功に導いている。著書に『会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく』(日経BP社)、『人生は見切り発車でうまくいく』(総合法令出版)、『ワクワクすることだけ、やればいい!』(PHP研究所)がある。
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