名刺は大切なビジネスツール。誰のものでも扱いは丁重に

 ビジネスパーソンにとって、名刺はいわば分身。相手の名刺はもちろんのこと、自分自身の名刺も大切に扱いましょう。当然ながら、名刺入れはマストアイテム。ICカード入れや財布、手帳などから出し入れする人も意外にいますが、失礼に当たるのでご注意ください。

ビジネスの場にふさわしい名刺入れ、入れるべき場所は?

 ビジネスシーンで適している名刺入れは、シンプルな色とデザインのもの。仕切り付きなら、自分の名刺と相手の名刺を分けて入れられて機能的です。女性の場合、名刺入れはバッグに入れて持ち歩くのが一般的。バッグの中をゴソゴソ探すのはスマートではないので、ポケットなど出し入れしやすい箇所を指定席にするといいでしょう。

タイミング、出し方、受け方…。スマートに名刺を交換するコツ

 名刺交換の際、バッグなどの荷物は床の上に置き、名刺入れだけを持つようにします。部屋の入り口付近で、机を挟まずに起立して行うのが基本。でも、打ち合わせスペースやカフェといった狭い場所では、やむを得ず座った状態になることもありますよね。これをよしとしない方もいるので、「座ったままで失礼します」「テーブル越しに失礼します」などと一言添えるといいでしょう。

(打ち合わせテーブルを挟んで)テーブル越しに失礼します (C)PIXTA
(打ち合わせテーブルを挟んで)テーブル越しに失礼します (C)PIXTA