人生初のコスメカウンターで感動!

 最初にお話を伺ったのは、関根夏美さん。2016年4月に入社し、現在は営業本部でコンサルタントとしてクライアントに対応しています。「おしゃれ手当」をもらうための試験には同年8月に挑戦し、3回目でやっと合格しました。

2016年入社の関根夏美さん
2016年入社の関根夏美さん

 入社2年目の関根さんは、お肌もきれいでメイクなんてしなくてもよいのでは……と思ってしまいますが、本人いわく「お化粧していなかったときは、顔色がくすんでひどかったんです」とのこと。

入社直後の関根さん
入社直後の関根さん

 関根さんは社会人になるまでメイクはしたことがなく、日焼け止めクリームを塗る程度でした。入社してから周囲の先輩に「お客様に会う前には、マナーとしてお化粧しなさい」「出掛ける前には鏡を見なさい」と言われても、メイクをするのに一体どんなアイテムが必要かも分からなかったそう。

 そこで美容に詳しい佐藤さんがデパートのコスメカウンターまで付き添ってくれ、お店の人と一緒になってフルメイクに必要なアイテムを一通りレクチャーしてくれました。

「それまでは化粧品を買うのはドラッグストアだったので、デパートのコスメカウンターに座ってみて、こんなにキラキラした世界があるんだ! と、うっとりしました。アイシャドーやチーク、リップもそれぞれ塗り方があったり、ぼかしたりというテクニックが必要だということも知りました」

おしゃれ手当で購入した化粧品。ジル・スチュアートのリップは佐藤さんから、認定試験の合格祝いとしてもらったもの
おしゃれ手当で購入した化粧品。ジル・スチュアートのリップは佐藤さんから、認定試験の合格祝いとしてもらったもの